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【事件】ホーチミン市で殺人事件、氷を巡る口論が原因か

殺人事件のあった現場
(C)TUOI TRE

ホーチミン市の339号通りで、氷をめぐる口論から男性が刺殺される事件が発生した。警察は監視カメラ映像をもとに、容疑者の男を逮捕した。

路上で突然の襲撃、男性が刺され死亡

事件が起きたのは12月6日17時15分ごろである。339号通りとドースアンホップ通りの交差点付近で、住民が悲鳴を聞き駆けつけたところ、男性Mさん(41歳)が血だまりの中で倒れているのが発見された。被害者の身体には刺し傷があり、その後死亡が確認された。

目撃者によれば、事件直前に「配車アプリのドライバー風の服装をした若い男」が被害者に接近し、鋭利な物を突き刺した後、バイクで逃走したという。

氷の提供を断られたことから口論に発展

捜査当局によると、逮捕された男はV.A.T.(43歳)である。事件の発端は、Tが被害者の妻に「水筒のボトルに入れる氷が欲しい」と求めたことにあった。被害者の妻は飲料店を営んでいたが、Tが頻繁に氷を求めに来ることや、その時点で販売用の氷が残っていなかったことから、提供を断った。

これに対してTと被害者の妻の間で口論が発生し、妻はその内容を夫のMに伝えた。MがTに話をしに向かうと再び言い争いとなり、Tが持っていたナイフでMを刺して逃走したとみられる。

防犯カメラ映像から容疑者を特定し逮捕

通報を受けたホーチミン市警察と地元警察は現場を封鎖し、周辺の防犯カメラ映像を収集し、目撃者への聞き取りを行い、犯行に関わった男の特定を進めた。

その結果、事件発生から間もなくTを確保した。地元住民によれば、Tは以前からこの地域に頻繁に出入りしており、被害者と何らかのトラブルを抱えていたという。

警察は引き続き動機や事件の詳細を調べている。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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