信号無視の映像がSNSで拡散
ホーチミン市の混雑した交差点でバスが赤信号を無視して走り抜けた件について、交通警察(CSGT)はバス運転手に対し約2,000万VND(約12万円)の罰金を科した。
12月9日夜、ホーチミン市交通警察(PC08)所属のタンソンニャット交通警察隊は、SNSに投稿された映像をもとに運転手を呼び出し、事実確認と処分手続きを行ったと明らかにした。
交差点での危険運転が話題に
問題の映像は、交通関連のファンページに投稿されたもので、レチョンタン通りとグエンドークン通りの交差点(タンキータンクイ通り方向からグエンティトゥ通り方向)で、バスが堂々と赤信号を無視して通過する様子が映っていた。多くの道路利用者は恐怖を感じたとされる。
運転手は違反を認める
交通警察の取り調べに対し、バスの運転手(36歳)は、自身が当該路線バスを運転しており、12月8日に赤信号を無視したことを認めた。
運転手は「速度が出ていたため停車が間に合わなかった」と説明している。
最大2,000万VNDの罰金、運転免許の減点も
タンソンニャット交通警察隊は、バスの運転手に対し「信号機の指示に従わなかった」違反として、政令168/2024第6条第9項bに基づき 1,800万〜2,000万VND の罰金を適用する。さらに、運転免許証から 4ポイント減点 する処分も科した。
危険性が指摘される交差点
映像では、信号が青から黄、赤へと変わった後、他の車両が停止したにもかかわらず、バスが高速のまま交差点へ突入していく様子が写っていた。
この交差点は交通量が非常に多く、危険運転は重大事故につながる恐れがあった。
運転手を一時停職に
この件を受け、ホーチミン市公共交通管理センターは、バス運行会社であるホーチミン市交通輸送株式会社に対し、当該運転手を12月9日から一時停職とし、処分結果を報告するよう要請した。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN



















