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【事件】バス運転手が走行中に乗客から暴行受ける ゲアン省で発生

走行中に暴行を受けるバスの運転手
(C)TUOI TRE

SNSで暴行動画が拡散

ゲアン省のバス運転手が走行中、男性乗客から暴言と暴行を受ける事件が発生した。12月10日午後、SNS上には約2分間の動画が拡散され、ネット上で強い非難の声が上がっている。

走行中に男性乗客が暴言・暴行

動画の内容によると、バスに乗っていた男性乗客が運転席に身を乗り出し、運転手に対して大声で罵声を浴びせ続けていた。
さらに走行中、男性は突然手を振り上げ運転手を殴りつけた。事態は一瞬で起こり、運転手は反撃する間もなかったという。
車内の乗客がすぐに止めに入り、運転手に「危険だから一度停車した方がよい」と声をかけた。

この出来事は、ゲアン省タンキ〜ビン市旧路線を走る タクタイン村の路線バス で12月10日午後に発生した。

ネット上では怒りの声、厳正処分求める声も

SNSでは「走行中の暴行は重大な危険行為だ」「厳しく処分すべき」といったコメントが相次ぎ、当局に対応を求める声が広がっている。

運転手が状況を説明「殴られたが、幸い低速だった」

取材に応じた運転手の グエン・バン・トゥ(50歳) さんによれば、当日15時頃、ゲアン省ルオンソン(旧ホンソン)を通過中に女性2人と男性1人が乗車した。
その後、トゥさんは男性に「座席にきちんと座ってほしい」と注意したところ、男性が暴言を吐き始めたという。

「運転中に急に殴ってきた。頭や顔を叩かれたが、低速だったので何とか停車できた。ハンドルを取られずに済んで本当に良かった」

とトゥさんは語った。

男性の家族が到着し下車させるよう要求

約10分後、男性の家族とみられる人物が現れ、男性を降ろすよう運転手に求めた。男性は乗車地点から約500メートル離れた場所で下車したという。

トゥさんはバス運転手として10年以上働いているが、乗客から暴行を受けたのは今回が初めてだと話す。

警察が被害届の提出を案内

ゲアン省ルオンソン市の公安は、トゥさんに対し事件の詳細を記載した申告書を提出するよう案内し、今後処理を進める方針である。

本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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