環境警察が野生動物飼育施設を立ち入り検査
2025年12月15日午後、公安省傘下の環境警察局は、ホーチミン市ドンホア街区に所在する野生動物飼育施設の運営者に対し、調査を実施した。同施設では、トラ、ヒョウ、クマなど多数の野生動物が飼育されていた。
トラやクマなどを現場で確認
同日朝、環境警察局(C05)は情報収集と内偵活動を経て、当該施設に対する抜き打ち検査を実施し、トラ、ヒョウ、クマなどの野生動物が飼育されている現場を確認した。
過去にはトラの脱走事故も
この施設は、過去にも複数の野生動物を飼育しており、以前にはトラが檻から脱走する事故が発生していたことが分かっている。
トラ2頭、クマ2頭、ヒョウ1頭を確認
同日午後、警察は森林警備隊と連携して調査を行い、施設内にはトラ2頭、クマ2頭、ヒョウ1頭が飼育されていることを確認した。施設は、ゴー・ズイ・タン氏が運営する試験的な野生動物飼育施設とされている。
管理書類は未整備、健康状態も悪化
ホーチミン市森林警備隊の代表によると、確認されたトラ、ヒョウ、クマはいずれも現時点で管理に関する正式な書類が存在していないという。特にトラ2頭は高齢で、健康状態が悪化していることが確認された。
過去に死亡個体も、引き取り先見つからず
同施設では、過去に飼育されていたトラが衰弱して死亡し、処分された事例があった。残る個体については、運営者が関係当局に引き渡そうとしたものの、受け入れ先が見つからず、結果として施設内で飼育が続けられていたという。
周辺住民に不安
この施設では過去のトラ脱走事件により、周辺住民が強い不安を抱いていたとされる。
当局が引き続き処理を検討
現在、関係当局は引き続き調査を行い、記録を作成した上で、当該野生動物の取り扱いについて法令に基づく対応を進めている。
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