ベトナムではEC(電子商取引)でオンラインショッピングをする人が急増しています。
ベトナム商工省によれば、2018年のB2CのEC売上高は前年比30%増の80億6000万ドルで、利用者は前年から630万人増えて3660万人。1人当たりの購入額は16ドル増加して202ドルでした。
利用した端末は携帯電話が81%で1位、2位はPCで61%です。
購入品は、1位が「衣服・履物・化粧品」(61%)、2位は「本・文房具・花・贈答品」(46%)と「家電」(46%)、3位は「IT・電子製品」(43%)となっています。
大手ECサイトは、ベトナムECの草分けである「ティキ」、マーケットプレイスの「センドー」、シンガポール系の「ショッピー」、中国系の「ラザダ」など。最近は「ショッピー」の人気が高いようです。
各社が投資と資金調達を繰り返す一方で、韓国ロッテグループの「Lotte.vn」や大手ビングループの「アーダイゾイ」は閉鎖を予定。世界大手「アマゾン」の進出も伝えられるなど、競争はますます激化しそうです。