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【PR】ビジネスマンが「倶楽部 舜」に集まる理由

価値のあるお店としてのあり方

ホーチミン市のレタントン街。飲食店が軒を並べる南側でなく、そこから数分のランカスターの裏手に、大人が集まる「倶楽部 舜」がある。

倶楽部 舜は高級俱楽部でありサービスも一流だ。ただ、ホーチミン市内のバーなどに比べると料金設定はかなり高額になる。
その理由の一つは、スタッフの女の子たちに自信を持って働いてもらいたいという気持がある。

高級倶楽部の仕事は、誰かの人生を便利にする商品の販売ではない。目に見えない価値だからこそ、お客にしっかりと向き合い、サービスの価値に納得してもらうことが大切になる。
高い料金を頂戴する意味を考え、そのための努力を惜しまず、素直、感謝、謙虚さを忘れずにいてほしいと思っている。

「女の子たちには夢を語ってほしい、そして倶楽部 舜が、これから先の人生の素敵な通過点であってほしいです。ベトナムはこれからまだまだ発展する国です。ここでビジネスチャンスをいただいてとても幸せです」

沖縄の高級倶楽部が初進出

倶楽部 舜は沖縄県那覇市松山で1986年に創業した老舗高級倶楽部の、海外初進出店である。2022年4月にオープンした。
ここに通うのは大人のビジネスマンだ。高級感のある落ち着いた店内、酒類の品揃えの良さ、洗練された女性の接客、ピアノの生演奏、VIPルーム完備などがその理由だが、何より千香子ママ(上原千香子さん)の存在が大きい。彼女の生き方とポリシーが倶楽部 舜を支えているからだ。

千香子ママの前半生は苦労が多かった。20歳で結婚して4人の男の子に恵まれるも、27歳で離婚。しかも、別れた夫が事業で失敗したため、2千万円の借金を背負うこととなった。
沖縄県那覇市の6畳1間のアパートで、親子5人が暮らした。働き始めたのは母親が経営していたスナックで、夜は実家の父親が子どもたちの面倒を見てくれた。
千香子ママが語る。

「生活のために働かなきゃいけなくて、水商売(母が経営していたスナック)を始めました。幼い頃から母の仕事が好きではなく、尊敬もできなかった。でも、生活のため、借金のために始めたのです」

しかし、あることをきっかけに気持ちが変わった。

現在は実業家、9社を経営

「ある日1人のお客様に、『このお店はオーナーは変わってませんか?』と聞かれ、私は『大丈夫ですよ、うちの母がやってましたから。どうぞビールの一杯でも飲んでいってください』とお声がけしました。
ビールを2本ぐらい飲んだ頃です。『私は定年退職して、自分が手掛けた海洋博を見にきたんだ。でも1番嬉しかったのは、エメラルドと言う看板があったことかな』とお話しなさるお客様。私は、『今、母は焼き鳥屋さんをしています。よかったら覗いてみませんか?』とお誘いしました」

ご想像の通り、「エメラルド」とはスナックの名前で、この頃千香子ママの母親は店を娘に譲り、ご自身は近所で焼き鳥屋を営んでいた。
「何年も前のことだし、きっと僕なんか覚えてないよ」と苦笑いするお客を連れて、千香子ママは歩き始めた。

「焼き鳥屋のドアを開けた瞬間でした。『いらっしゃい橋本さん』。母の声です。そしてお客様の笑顔を見た瞬間、私は嬉しくて鳥肌が立ちました。店に戻る道中で決心しました。
私はこの水商売をビジネスとしてきちんと始めようと、人の人生の中に自分を残して生きていた母は凄いと!」

千香子ママの快進撃が始まる。6年をかけて2千万円の借金を返済。2000年には自分と同じような境遇のシングルマザーとその子どもたちを応援したいと、那覇市銘苅に「なないろ保育園」を開園した。
その後で譲り受けたのが那覇市松山の「倶楽部 舜」。2代目のママとなった。
ビジネスは倶楽部経営と保育園に留まらない。その後も不動産や学童保育、レストラン事業などをスタートさせ、合計9社を抱えるグループ企業へと成長させた。千香子ママは現在、沖縄県那覇市を拠点とする「二千年グループ」の会長を務めている。

日本と同じサービスをベトナムで

実業家として忙しく働く中、3年前に息子さんの誘いでホーチミン市を旅行する。レタントン周辺で飲んで、歩いているときに、息子さんが「ここでお店をやったらどう?」と語った。この一言がきっかけとなって、倶楽部 舜の海外進出が動き出した。
新型コロナの最中で準備を進めて、2022年4月15日に開店。千香子ママのこだわりで、日本の倶楽部 舜と同等のサービスを提供している。

接客するホステスは千香子ママを含めて日本人女性が4人、ベトナム人女性が13人(日々8~10人が接客)。日本人女性は着物で、ベトナム人女性はアオザイやドレスを着用している。
会員制ではあるが紹介制ではないので、一見さんも気軽に入れる。嬉しいのはボトルキープの期限がなく、近所の店から出前を頼めることだ。
また、店自体は高級倶楽部だが、ドレスコードは特にない。ラフな服装の観光客を意識してのことで、日本にはないベトナムの特権かもしれない。

ここに大人のビジネスマンが通う理由がわかっていただいたと思う。千香子ママの思いが日本と同じくらい満載しているからだ。だからくつろげる、だからホッとする、だから心の羽を伸ばせるのだ。

「27歳で水商売を始めて、褒められる、認められる、自分の居場所があるということを知りました。それをベトナムの女の子たちに伝えたい!恥ずかしい仕事ではない!素晴らしい仕事だと!」

人の人生の中に自分を残す生き方

倶楽部 舜は奥まった路地のビルの3階にある。エレベーターを降りたすぐ目の前に、何十枚もの木札が貼られている。そこに書かれているのは沖縄県にある企業や個人の名前だ。
千香子ママを応援している沖縄の常連客、彼らが花束などを送ったお礼として名前を載せている。壁にあるのはその一部に過ぎず、その数は合計約200枚に及ぶ。
倶楽部 舜と千香子ママがどれだけ多くの人に慕われ、愛されているかが伝わってくる。

沖縄に「いちゃりばちょーでー」
という言葉があるのです。
「一度会えば兄弟」という意味です。
言い方を変えると
「人類皆兄弟だから仲良くしましょう」。
ベトナム人の人を大切に思う心が、沖縄に似ているなと感じました。

だから、すぐにベトナムが好きになりました。
母から学んだ、人の人生の中に自分を残してきた生き方!
ベトナムで挑戦してみたいと思い3年!
やっと動く時がきました。

「一期一会」。
一生に一度会う出逢いを大切に「志動」。
今を受け入れ、それが未来へつながることを信じて。

上原千香子

倶楽部 舜(クラブ 舜)
住所:26/4 Le Thanh Ton St., Dist.1, HCMC
電話番号:034 740 0319
営業時間:19:30〜0:00【定休日:土曜日、日曜日】
ホームページ:https://xn--9c1a.club/
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