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【スポーツ】SEA Games31男子サッカー決勝、ベトナムがタイを下す

(C) VNEXPRESS

5月22日に行われたSEA Games31男子サッカー決勝は、ベトナムのニャン・マン・ズンがヘディングによる決勝ゴールを決め、1-0でタイを下した。

パク・ハンセオ監督の率いるベトナム代表チームはこれまでにも何度も奇跡を起こしてきたが、今回も例外ではなかった。膠着状態が続いていた後半の83分、ファン・トゥアン・タイの上げたクロスボールをマン・ズンがヘディングで合わせたボールがゴール右上隅に吸い込まれた。シュートは強烈なものではなかったが、放物線を描いてゴール右上隅に飛び、タイのゴールキーパーもセーブすることが出来なかった。ボールがゴールに吸い込まれた後、ベトナム代表の選手たちは、客席に走り寄って観客たちと喜びを共有した。

パク監督は、飛び上がって歓声を上げた後、静かに祈るような様子で腰を下ろした。会場のミーディンスタジアムはまるで爆発したような大歓声が起こり、禁止されているはずの発煙筒まで焚かれた。

決勝ゴールに絡んだトゥアン・タイとマン・ズンはどちらも控え選手とみなされていた。トゥアン・タイは、5月19日の準決勝で負傷したレギュラーメンバーのレ・バン・スアンの代わりに出場していた。マン・ズンも前半にパフォーマンスの良くなかったグエン・バン・トゥンに代わって後半からの出場だった。この日もベトテルチーム所属のストライカーであるマン・ズンは、ゴールを決めるまで、それほど際立った活躍は見せていなかった。

ベトナム代表はSEA Gamesの43年の歴史の中で、無失点で大会を制した史上初のチームとなった。中盤の守備の要であるグエン・タン・ビンは、決勝でも印象的な活躍をした。予選リーグで最多得点だったタイ代表を相手にしても、危ない場面を殆ど作らせなかった。唯一49分にタイはゴール前で決定的な場面を迎えたが、ウォラチットの放ったシュートはゴールの枠を大きく超えた。

ベトナムは、攻撃力の面ではあまり前評判は良くなかったが、タイよりもチャンスを作り出し、何度も惜しい場面を迎えていた。

後半15分以降は、ベトナムペースで試合が進み、入れ込み過ぎる選手たちを落ち着かせるために、パク監督がフィールドまで近寄って大声で指示を送り続けた。

今回の優勝は、2018年のAFFカップと2019年のSEA Games2019に続く、パク監督が獲得した3つ目のタイトルになる。この試合の後から、パク監督は代表チームの監督に専念するためU23の監督は辞任する予定だ。

ベトナムが決勝に進むまでの試合ではオーバーエイジで参加した3人のベトナム代表選手の貢献が大きかった。しかし、決勝でゴールに絡んだ2人はU23 代表だった。今回優勝したU 23ベトナム代表チームは、数日の休息の後、6月1日からのAFC U23アジアカップに参加するためウズベキスタンに移動する。

出典:22/05/2022 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作