ベトナムで工業団地の代理店事業、レンタカー事業、メディア事業を運営するサフェックストレーディング(Sufex Trading)は、ベトナムのビジネス・工業団地情報誌「インベストアジア(日本語版)」第12号と、国際版「インベストアジア(英語・韓国語版)」の電子版をリリースした。
印刷版「インベストアジア」は、コロナの影響により9月末以降に出版予定となるが、先行して電子版をリリースする。
第12号の巻頭特集では、ホーチミン日本商工会議所(JCCH)水嶋会頭のインタビューに加え、人気企画「新規投資企業インタビュー」では、ベトナム北部および南部に進出した企業2社のインタビュー記事を掲載、また、ベトナム事業の投資に成功し、順調に業績を上げている投資拡張企業も紹介。
また、新たな特集として特別企画「製造業 x IT」では、なぜ今ベトナムの生産現場で IT 化が重要なのかといった基本情報から、工場への導入のタイミングやコツを紹介し、実際に事業への IT 導入を進めて効果を得ている製造企業の事例を掲載。なお、本企画と併せてオンラインスクールの開催も予定している。
同時出版の国際版(英語・韓国語併記)では、英国商工会議所(BritCham)のクリストファー・ジェフリー氏のインタビュー記事をはじめ、ベトナム工業団地の最新ニュース等を掲載。両号ともに、最新の工業団地の区画図や入居企業が掲載されている。
印刷版については、9月末の発刊予定であるが2万部を関係各所へ無料配布し、別途1冊40万VND(日本では2000円)で販売する。ベトナム国内の販売場所は、旅行代理店「エイチ・アイ・エス(H.I.S)」や「タガートラベル(Tagger Travel)」のツアーデスク。日本国内では、全国の金融機関(メガバンク・地銀)および公的機関(各都道府県の日本貿易振興機構(JETRO)・商工会議所など)へ配送・設置する予定。
国際版は、ベトナム国内の1万2000社以上に配送ルートを確保しており、韓国企業約4000社をはじめ、ベトナム、シンガポール、ヨーロッパ、香港、台湾、米国、カナダの外資系企業へも直接配送している。
同社の宮本昌代表取締役は、「コロナの影響も踏まえ、リモートワークが浸透しつつある昨今において、デジタル化は避けられない拡張コンテンツと位置づけている。弊社では、ベトナム投資を検討している企業や当地で事業を行っている企業様に対して、有益な情報を提供し、企業の進むべき方向性に寄与できるよう、メディアを運営していく」と話している。