ホーチミン市疾病予防管理センター(HCDC)は、7月1日の午後6時から7月2日午前6時までの12時間に118人の新規感染者を確認したと発表した。これらの患者は全て保健省によって登録されBN17606番~BN17723番の管理番号が付与された。この期間での国内の新規感染者数では、ホーチミン市が最多となっている。
118人の新規感染者のうち、94人は既に追跡調査によって特定され、隔離または封鎖されたエリアで感染が確認された。一方で残りの24人は、感染源が特定されておらず、ホーチミン市は感染源の特定に全力を挙げている。
感染拡大第4波によりホーチミン市では、これまでに4420人の感染が確認され、9人が死亡している。死亡した9人は全員が基礎疾患があり、急激に重症化して亡くなっている。
なお、7月1日午後、一時ECMOを装着するなど重症に陥っていたBN8944番の患者が23日間の集中治療により回復し、PCR検査で初めて陰性結果が確認されている。
現在ホーチミン市は、徹底的な感染防止対策を実施するなどCOVID-19の抑制段階のピークに突入している。HCDCは、市民に対してホーチミン市人民委員会の指示10号を遵守し、必要不可欠な場合を除いて外出を避けるよう警告している
もし、どうしても外出する必要がある場合は、ベトナム保健省の5Kルールに従い、感染防止対策を徹底し、不要な接触を極力避ける必要がある。
ホーチミン市保健局は、ホーチミン市全体の感染状況を明確にさせるため、500万人を対象に緊急スクリーニング検査を実施し、今後の感染防止対策に活かしたいとしている。
出典:02/07/2021 ZING NEWS
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