ラムドン省ラムハー県の警察官グエン・ズイ・ゴー大尉(31歳)が、病院でマスクを着用するように注意した医療スタッフに銃を突きつけたとして30日間の職務停止処分が下された。
11月13日の午後、ラムハー県警察は、経済犯・麻薬犯取締りチームに所属するグエン・ズイ・ゴーについて、子供を救急病院に連れて行った際に、現場の医療スタッフに銃を突きつけた事件について調査するため、30日間の停職処分にすると発表した。
この事件が発生した後で、ラムハー県警察は、ゴーに銃(催涙弾発射用)を返却し、規定に従った処分を下すため、事件の経緯について報告書を提出するように命じた。
この2日前の11月11日にゴーは、子供がミルクをのどに詰まらせたという連絡を受けた。急いで帰宅したゴーは、車で子供を救急病院まで運んだ。病院に到着すると、警備員から医療申告をするように指示されたため言い争いになった。
救急治療窓口に到着すると、今度は医療スタッフがゴーにマスクを着用するように注意した。すると逆上したゴーは大声で叫びながら2人の医療スタッフに向けて銃を突き付けた。この行動は全て病院の設置した監視カメラに記録されていた。
ラムドン省警察はこの件について、ゴーが銃を突きつけた行動は「過剰な行為で、警察官の職務規定から逸脱している」との判断をすぐに示した。ゴーの使用した銃は、ある麻薬事件の捜査のために支給されたものだった。
事件後、ラムハー県警察は、この病院の責任者と医療スタッフ連絡を取ってすぐに謝罪した。
出典:13/11/2021 VNEXPRESS
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