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【社会】倒木の恐れがある街路樹14本を伐採

(C) VNEXPRESS

ホーチミン市内の14本の古い街路樹が倒木の可能性がある”衰弱、老化、腐敗”の兆候が管理部門によって確認されたために伐採されることになった。

上記の街路樹のうち3本は1区グエンビンキエム通りの街路樹で、3日前に伐採された。今回伐採されたのは直径約1m、高さ50m以上という巨大な街路樹だ。昼頃には伐採された樹木の枝や幹が片付けられた。根の部分については、街路樹管理スタッフによって掘り出され、一時的にチュンブーン高校の前に置かれた。

ホーチミン市建設局傘下のインフラ技術管理センターによると、この3本の街路樹は老朽化しており、幹が傾斜して根が浮き上がって道路を損傷させていた。そのため、地域の安全を確保するためにこれらの木の伐採が決定された。伐採後の場所には、代わりにタマリンドの樹が植えられた。

グエンビンキエム通りは長さが1㎞以上あり、このうちグエンフーカン通りからレズアン通りまでの動物園に面した約400mの区間には、古い街路樹が数多く植えられている。これは、ホーチミン市内で古い街路樹がまだ残されている数少ない場所の一つだ。

グエンビンキエム通りの3本の街路樹に加え、チャンフンダオ通り、グエンコンチュー通り、ボーティサウ通り、バスター通り、グエンティエントゥアット通り、マイバントゥーン通り、チューンソン通り、ホンバン通りなどホーチミン市内の各地域で11本の老齢化した街路樹が今回伐採された。

ホーチミン市公園樹木管理会社のグエン・コン・ソン技術部長は、今回伐採した街路樹は幹が傾き、根が腐って衰弱して道路上に浮き上がっており、手の施しようがなかったと説明する。インフラ技術管理センターは倒木などの危険があるとして、今回同社に伐採の許可を与えた。

今回伐採される14本の街路樹のうち11本は、既に伐採して片付けられ、残りの3本もこれから伐採される予定だ。「伐採された街路樹は切り揃えられて、ホクモン県の材木置き場に運ばれ鑑定を受けてから競売にかけられます。」ソン技術部長は説明する。

ホーチミン市公園樹木管理会社の代表によると、ホーチミン市内の街路樹維持管理プロセスにおいて、街路樹の損傷度合いや危険性を常に確認している。損傷のレベルに応じて同社では、事故のリスクを最小限に抑えるために伐採や枝打ちなどの処理を提案している。

ホーチミン市では、街路樹が倒れて市民が怪我をするという事故が度々発生している。今年の4月にも大雨と強風によって1区と7区で多くの街路樹がバイクや車の上に倒れて3人が怪我をした。10月9日にも強風によってグエンビンキエム通りの直径1m以上の大木が倒れて動物園の壁と檻を損傷させていた。

出典:27/11/2021 VNEXPRESS
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