人口22万人以上のバクニン市は、5月18日午前6時から首相指示16号に基づき、社会隔離措置を実施する。
バクニン省人民委員会のブーン・クオック・トゥアン副主席は、今回の社会隔離措置は、バクニン市が感染エリカからもたらされるリスクを確実に分別、検査、ゾーニング出来るようにするため、一旦5月21日までの3日間実施すると述べた。その後については、状況によってバクニン省が新たに隔離期間の延長を決めることになる。
同じくバクニン省の人口約19万人を抱えるクエーボー県については、5月18日の午前6時から首相指示15号が適用されることとなった。
上記の2つの指示の適用理由について、バクニン省の幹部は、「バクニン省における現在の感染状況は、緊張状態が極度に高まっており、市民の健康が直接脅かされ、社会経済の発展に悪影響を及ぼしている」と説明した。
これによりバクニン省では、フェントゥアン県、バクニン市に首相指示16号が、ルーンタイ県、ティエンズー県、クエーボー県、トゥーソン村に首相指示15号が適用されたことになる。これらの市や県の中では、多くの場所が局地的に封鎖されている状態だ。
ベトナム保健省によると、4月27日から5月18日午前6時までのベトナム国内での市中感染者数は1340人となっており、その内バクニン省の累計感染者数は、290人となっている。（バクニン市だけでは9人）
※首相指示16号：原則として家庭と家庭、村と村、県と県、省と省の隔離を実施し、工場では、規定に従い安全な距離を確保し、マスクを着用し、殺菌をおこなう。市民は家に待機し、必要最低限の場合のみ外出できる。
※首相指示15号：各省に対して集会、一つの部屋に20人以上が集まる会議・イベント、会社、学校、病院以外での10人以上が密集することの制限措置を実施し、公共の場所での人と人の距離を2m以上確保し、必要不可欠な商品、サービスの提供を除く商業・サービス活動の一時停止措置を実施するよう要請する。
出典：18/05/2021 VNEXPRESS
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