COVID-19の感染拡大を受け、ハノイ市は、レストラン、飲食施設、理髪店、美容院の営業を5月25日の12時から停止するよう要請した。
これは、5月24日にハノイ市人民委員会のチュー・ゴック・アン主席によって公布された公電11号の中に記載された内容である。
飲食を提供する施設は、活動を停止するか持ち帰り販売のみの営業が許可される。ハノイ市幹部は、「公園や公共の場所などにおけるエンターテイメント活動、スポーツおよび、集会は、絶対に止めてください」と強調した。
ハノイ観光局は、ホテルや宿泊施設などの隔離施設を見直し、条件を満たしていない施設での隔離対象者受入れを停止するとしている。また、市内中心部にあるホテルや宿泊施設における隔離を制限又は、活動停止にすることも視野に入れている。
5月25日以降に他の省や市からハノイ市へ入る場合は、24時間以内の医療申告の実施も義務付けられる。5月10日から24日までにハノイへ入った人の場合は、遅くとも5月25日中に医療申告をおこなわなければならない。
ハノイ市は、ビングループ、T&Tグループおよび、その他の主要企業に対して、企業の従業員と、企業が投資管理しているプロジェクトおよび、企業所在地周辺の住民に対してPCR検査を実施するよう提案している。
この提案は、T&Tグループとタイムズシティ関連の集団感染が発生したことを受けておこなわれたものだ。この集団感染では5月24日の午後までに17人のF0が確認されており、ハノイ市感染防止管理委員会は「多くの感染者が様々な場所で様々な人と生活や仕事をしており、非常に複雑な状況になっている」と説明した。
5月24日16時の時点で、ハノイ市内では19の区と県で122人の市中感染者が確認されている。さらに、これ以外にもハノイ市内の熱帯中央病院とK病院で合わせて200人以上の院内感染者が確認されている。
出典：24/05/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作
