ベトナム航空は5月15日からハノイとホーチミン市から東京、大阪、名古屋に向かう便数を2倍に増加させる。
また、ベトナム航空では7月1日からダナンと東京のフライトを再開させる。これによってベトナムから日本の各都市へのフライトは、週に25~30便となる。使用される機体はボーイング787型機だ。
韓国へのフライトについても5月15日からハノイとホーチミン市からソウルへの便を週3~4便増便し、現行のフライト数の約2倍にする。これによって、ベトナム航空は、新型コロナ発生以前と同様に日本と韓国へのフライトを毎日運航することになる。
6月1日からベトナム航空ではハノイ-プサン便とダナン-ソウル便も再開させる。その後は、ホーチミン市-プサンビンも再開される見通しだ。これらのフライトは週に3~4便運航される。
日本と韓国は、ベトナム航空の主要な路線であり、多くのベトナム人留学生や実習生、ビジネスマンが利用している。
バンブーエアウエイズもハノイ-成田便を週4往復に、ハノイ-インチョンビン便を週3往復に増便する。6月1日からは、これらの路線を毎日の運航に切り替える予定だ。
ベトナム民間航空局によると、これまでに日本、韓国、中国、香港、台湾、シンガポール、フランス、ドイツ、イギリス、ロシア、オーストラリア、アメリカなど20の国と地域とのフライトが再開された。しかし、今年の利用旅客集はコロナ前と比較して70~80%減少するとみられている。国際線の航空需要の回復には長い時間かかりそうだ。
現在までにベトナムとの直行便が再開されていないのは、ブルネイ、インド、インドネシア、ミャンマー、マカオ、フィンランド、イタリア、スイスの8つの国と地域となっている。
出典:10/05/2022 VNEXPRESS
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