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【経済】経営幹部が自社株を売却する事例が相次ぐ

(C)TUOI TRE

株価の高騰を受けて、多くの企業の経営幹部とその親族が保有株を売却する傾向が顕著になっている。中には1000億VND単位の売却益を得るなど株式の売却益が企業の年間の利益とほぼ同額になったというケースもある。

FPT証券株式会社(FTS)のグエン・ディエップ・トゥン社長は、先週初めに、650万株以上の自社株を売却し、約1170億VNDの報酬を得たと報告した。この取引の後でもトゥン社長はFTS株を370万株以上保有している。

2020年のFTSの税引き後の利益は1710億VNDで、前年と比べて20%の減益となった。トゥン社長が得た株式売却益は、同社が年間で得た利益の68%に相当する額となる。

また先週、物流会社であるSAFI(SFI)のグエン・ホアン・アン社長とその息子が自社株60万株を売却し、240億VNDの売却益を手にした。SFI株は2020年3月末のCOVID-19感染拡大により株価が低迷したが、現在では4万2000VND/株まで回復していた。2020年のSFIの税引き後利益はおよそ810億VNDで、アン社長とその息子が得た株式の売却益はその約1/3に相当する。

建設会社のC47の取締役会メンバーであるグエン・バン・トゥイン氏は個人的な財政事情から所有する自社の株式のうち5万7950株を売却する予定だ。この会社の株価は、この1年で83%上昇している。

コンサルティング会社のApax Holdingsの取締役会メンバーであるクアック・マン・ハオ氏は45万株を売却し、95億VNDの売却益を得た。ハオ氏はさらに55万株の株式を売却する登録をおこなっており追加で130億VNDを手にするとみられている。この取引がすべて完了してもハオ氏にはまだ、11万株が残る。

今後4月末まで、他の企業経営者も株式の売却が相次ぐとみられている。

出典:23/03/2021 TUOI TRE
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