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【経済】ベトナム産レンコンを日本へ輸出

(C) VNEXPRESS

ドンタップ省タップムーイ県で栽培された15トンのレンコンが初めて日本に輸出され、メコンデルタ地方のレンコン栽培に希望を与えた。

日本に輸出されるレンコンは植えてから135日後に収穫されたもので、直径が4~6㎝あり、スライスしてからIQF凍結技術によってマイナス25℃で冷凍される。今回出荷される15トンの総額は10億VNDとされている。

ドンタップ省蓮加工協会のグエン・スアン・タン副会長によれば、メコンデルタで栽培されているこの種のレンコンは年間を通じて栽培が可能で、4ヶ月で収穫できる。同協会によれば、メコンデルタ地方には3000ヘクタールの蓮の栽培用地があるが、殆どが蓮の種を収穫しており、レンコンの栽培は200ヘクタールと需要に比べて非常に小さい。

「ベトナムの蓮の利点は、中国の雲南省や四川省では夏の間しか栽培できないのに対して、ベトナムは年間を通じて栽培が可能な点にあります」とタン副会長は話し、日本には年間10万トンのレンコン市場があり、中国にも200万トンの市場があると付け加えた。

レンコンの輸出業者であるダイベト・ロータスフードのグエン・ミン・ティエン工場長は、同社が正式に日本にレンコンを輸出するまでには2年間の交渉期間があり、何度もサンプルを日本へ送ったと話す。

「日本市場は非常に要求が厳しく、レンコンが栽培されている土壌、水、空気のサンプルと工場の加工プロセスの検査が必要でした」とティエン工場長は話す。IQF凍結技術を使用すると、食品の保存期間は2年間もあり、自然な色を保ち細胞が破壊されることもない。原料となるレンコン1トンあたり平均30%が輸出用となり、残りは国内販売用に加工される。今年、日本側はさらに8コンテナを輸入する予定で、総額は約70億VNDに達するとみられている。

ドンタップ省には現在1800ヘクタールの蓮の栽培用地があり、1ヘクタールあたり、7~5トンの収穫がある。既定のプロセスに従って栽培されたレンコンの卸値は1kgあたり2万VND程度で、1ヘクタールの農地で4000~4500万VNDの利益が見込まれている。

出典:2024/05/07 VNEXPRESS提供
上記記事を許可を得て翻訳・編集して掲載