イギリスのタブロイド紙デイリーメールは、ダナンのゴールデンブリッジを「世界の新七不思議」ランキングの第1位に選出した。
「21世紀に世界の観光名所には、どのような新しい驚異の建造物が登場したのか」とデイリーメールは問題提起する。このイギリスのタブロイド紙によれば、世界の七不思議は何百年にもわたって同じだが、好奇心旺盛な旅人たちは、そろそろこれまでの既成概念を打ち破って、新しいスポットを取り入れるべきだと主張する。
デイリーメールは、自分たちが提案した新七不思議は議論を呼び、もしかすると世間には受け入れられないかもしれないと認めたうえで、しかしそれは当たり前のことだと主張する。
「オーストラリアのシドニーオペラハウスが建設されているとき、多くの人がこの建築物に我慢ならなかった。しかし、1973年の開館から40年後、コンサルティング会社のデロイトはこの文化を象徴する建造物には25億ポンドの価値があると試算した」
イギリスでも高さ135mもある観覧車のロンドンアイは激しい論争の的となった。しかし、現在ではこの観覧車はロンドンを代表するシンボルの1つになったのだ。 「世界中にロンドンアイを模倣した観覧車があり、一番最近ではドバイにロンドンアイのコピーが建築された」とデイリーメールは主張する。
デイリーメールによれば、人間の好みは時代によって変化していくもので、世界の新七不思議も時代と共に変化するだろう。恐らく5年後には、また違った新しい建造物が登場しているかもしれない。しかしデイリーメールは、現時点では今回取り上げた建造物は世界の新七不思議に値するものだとしている。
出典:21/03/2021 TUOI TRE
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