ハノイ市は、感染防止措置として会社、学校、病院、投票所などを除き、10人以上の集会を控えるように要請した。
ハノイ市人民委員会のチュー・ゴック・アイン主席は、5月11日の朝になって、上記の要請をCOVID-19 感染防止緊急措置に入れるよう指示した。
これにより、ハノイは、引き続き不要不急の会議やイベントの一時停止を求め、管轄地域の自治体がどうしても必要であると認めた場合は、会場の席を50%未満にし、間隔を2m以上あけて、各種感染予防措置を確実に実行したうえで実施するよう求めている。
屋内の飲食店は、2m以上の座席距離を確保する必要がある。また病院の周辺にある飲食店では、持ち帰り用のみの販売が許可される。
なお中央熱帯病院とK病院および、その他の感染が確認された病院の周辺における飲食店、雑貨屋、宿泊施設は、営業を一時停止しなければならない。
これまでの30か所以上の隔離措置実施経験から、ハノイ市は『狭いエリアを厳格に管理する』という方針に基づき、各地域に対して具体的な感染状況に応じて必要な措置を講じるように指示した。
ハノイ市内の各区、県、村は、F1対象者を受け入れられるように集中隔離エリアの運営準備を進め、集中隔離エリア内では、軍隊を中心として警察と看護師部隊が隔離業務を実施する。
5月11日の朝までにハノイでは51人の市中感染と93人の中核病院（中央熱帯病院80人、K病院13人）での感染を確認している。
出典：11/05/2021 VNEXPRESS
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