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航空会社の参入増

ベトナムのナショナルフラッグと言えば「ベトナム航空」。以前は日本への唯一の直行便を持ち、JALとの共同運航がありましたが、現在ではANAに変わっています。国内線の「ベトナムエアサービス」は子会社です。

LCC(格安航空会社)の「ジェットスター・パシフィック」はジェットスターグループのメンバーであり、ベトナム航空が最大の株主。前身はベトナムのパシフィック航空です。日本との便はあまりありません。

近年事業を大きく伸ばしているのが、2007年設立のLCC「ベトジェットエア」機内でのフライトアテンダントのダンスや期間限定の大幅割引などで注目を集めました。地方都市を含めた日本との直行便が多くあり、新路線を続々と増やしています。

2019年1月から運航を始めたのが、新興不動産会社のFLCグループによる「バンブー航空」。ベトジェットエアのライバルとなるLCCです。現在は国内線のみですが、2020年から国際線を就航する計画で、日本への便も含まれています。

この他、ベトナムの大手旅行会社のベトラベルが「ベトラベルエア」、観光大手のティエンミングループが「カイトエア」、大手コングロマリットのビングループが「ビンパール航空」で新規参入する予定。ただ、ビンパール航空は2020年に撤退しました。

このようにベトナムの航空産業は非常に成長しており、航空会社の新規参入が続いています