クアンチュン交通警察は、ナムディン省からクアンニン省に向かって走行していた41人乗りのバスが定員を大幅に上回る81人の乗客を乗せていたとして2000万VNDの罰金を科した。
これは2月5日の夜にハイフォン市交通警察の担当者が発表した情報だ。
これより前の2月4日午後11時45分ごろ、国道10号線で任務にあたっていた交通警察隊がナムディン省からクアンニン省へ向かう長距離バスに停車を命じた。警察官が車内を確認したところ定員を遥かに超える乗客が社内にひしめき合っているのが発見された。
このバスを運転していたブー・バン・ティエップ氏は、テトのために帰省したいという要望が多く、料金をより多く稼げると思ったので、定員以上の乗客を乗せたと供述している。ティエップ氏には、罰金2000万VNDが科せられ、定員をオーバーしている乗客については別の車両を手配して輸送し、二度と同様の違反行為をおこなわないことを誓約させられた。
違反したバスは、ナムディン省ハイハウ県からクアンニン省のモンカイ市までの路線を専門に運行しているトゥアンタオ社の寝台バスだった。
ハイフォン市警察によれば、テトが近づくほどに移動のニーズが高まり、定員オーバーしたバスが増える。警察では取締りを強化することに加えて、乗客に対して定員オーバーなどの違反行為があった場合はバス会社と警察に通報するよう呼び掛けている。
議定100/2019号によれば、バスの運転手(路線バスを除く)は、テインオーバー1人につき40万~60万VNDの罰金が科せられるが、罰金の最高額は4000万VNDを超えないと規定されている。
出典:05/02/2024 VNEXPRESS提供
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