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【法律】赤信号時の右折標識を設置へ

(C) VNEXPRESS

ホーチミン市交通局は、渋滞を緩和するために、各交差点の適正に応じて赤信号時の右折許可標識を設置する。

1月8日午後、ホーチミン市交通局道路交通インフラ管理センターのグエン・スアン・ヴィン所長は、ホーチミン市内の各地域の交通事情に応じて適切な交通整理を実施すると述べた。

今回の発言は、2025年1月1日から有効となった道路交通の安全秩序違反行為に対する行政処分に関する議定168号が発行されたために、市内の道路で赤信号での右折を躊躇するドライバーが増えたことで渋滞が発生したことを受けてなされたものだ。

市内の実際の交通状況を確認したうえでヴィン所長は、市内の道路は車両密度が非常に高く、市民は、法律上認められていない交差点でも赤信号の際に右折をする習慣があったと述べた。新しい議定の罰金は高額で、市民はより赤信号を遵守するようになり、右折も控えるようになっている。しかし、これによって一部の道路では渋滞が悪化しているのも事実だ。

「我々は、市民の交通をより安全で便利にするために赤信号でも右折可能な条件を満たす場所を具体的に確認し、右折可の標識を設置します」とヴィン所長は述べ、この措置は広範囲に実施されるものではなく、適切な交差点のみが対象になると付け加えた。当局は早急に交差点の状況を確認し、ホーチミン市交通運輸局に具体的な設置場所を提案する予定だ。

これまでもホーチミン市では、交通渋滞を監査させるために交通量や交差点の状況を踏まえて、赤信号時の右折許可標識を設置していた。赤信号時の右折許可対象は主にバイクだ。

ホーチミン市の人口は1000万人を超えており、国内で最も交通密度が高い都市となっている。統計によれば2024年末時点でホーチミン市内には、100万台以上の自動車と850万台弱のバイクが登録されているが、これには他の地域から流入した車両は含まれていない。一方で、ホーチミン市の道路密度は、1㎢あたり2.44㎞で、標準値の1㎢あたり10~13㎞を大幅に下回っており、多くの道路が過負荷状態に陥っている。

新たな議定によれば、自動車のドライバーが信号無視や一方通行の逆走をした場合は1800~2000万VNDの罰金が科されることになっている。罰金の他にドライバーは運転免許証から3点減点される。

出典:2024/01/08 VNEXPRESS提供
上記記事を許可を得て翻訳・編集して掲載