ホーチミン市は、2025年9月にケンドイ(Kênh Đôi)北岸のインフラ改修および環境改善プロジェクトの第2工区(建設パッケージ2)を着工する予定である。この着工は、ベトナムの建国記念日(9月2日)の80周年を祝う事業の一環として位置づけられている。
この事業は、ホーチミン市都市インフラ投資建設管理委員会(PMU)が事業主体を務め、総事業費は7兆3000億ドンを超える。市の予算を使用し、完工は2028年を目標としている。
■都市景観と環境を刷新する大規模計画
プロジェクトの主な内容は、全長約4.3kmにおよぶ護岸整備および水路の一部浚渫、ホアイタン(Hoài Thanh)通りとグエンユイ(Nguyễn Duy)通りの拡幅(それぞれ20mへ)、グエンユイ延長道路(157番フンフー路地〜チュ・Y橋)およびヒエップアン2号橋の新設などを含む。
さらに、沿岸部には雨水・排水システム、街路樹、照明システムの整備、内陸水路用旅客船発着所の建設なども予定されている。
■工区3件、段階的に着工予定
全体で3つの建設パッケージがあり、第2パッケージは2025年9月に着工予定。続いて、建設パッケージ1および3は2025年10月の着工を予定している。現在、設計図や施工予算の作成が急ピッチで進められている。
■用地取得進むも、インフラ移設に課題
区画整理と用地取得については、区第8補償・解放委員会が対応しており、8月中には用地引き渡しが完了する見込みである。1,617件の影響を受ける世帯のうち、既に1,089件が補償案に同意、104件は実際に用地を明け渡した。
一方で、既存の技術インフラ(電気・上下水・通信など)の移設に関する具体的な方法はまだ確定しておらず、事業主体は建設局および農業・環境局に対し、補償の進め方に関する明確な指導を求めている。
■都市と環境の未来を形づくる再生事業
ケンドイ北岸はこれまで都市化が進む中で環境負荷が懸念されてきたエリアであり、本プロジェクトは水辺の再生と市民生活の質向上に直結する。ホーチミン市における都市再開発モデルの先駆けとして、注目を集めている。
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