ベトナムビジネスならLAI VIENにお任せください!入国許可、労働許可証、法人設立、現地調査、工業団地紹介などあらゆる業務に対応します!お気軽にご相談ください!

【経済】ブラジル企業、ベトナムとの投資・協力拡大に強い関心

ブラジルの大手企業代表者と握手するファン・ミン・チン首相
(C)TUOI TRE

BRICS拡大会議に出席中のファン・ミン・チン首相は、ブラジルを代表する主要企業の経営陣と個別に会談を行い、ベトナムとの協力拡大について意見交換を行った。

食品加工業界の世界最大手JBSの幹部との会談では、チン首相が「JBSがASEANや中国市場への進出を図るにあたり、ベトナムがそのゲートウェイとなれる」と述べ、農産物の相互流通やFTAを活用した市場開拓の可能性に言及した。さらに、ベトナムと南米共同市場(MERCOSUR)とのFTA交渉へのJBSの支援を呼びかけた。

バイオ燃料のパイオニア企業FSとの会談では、ベトナムの2050年ネットゼロ達成に向けたエネルギー転換戦略に関して協力の可能性を探った。チン首相は、両国政府間のバイオ燃料分野の協力メカニズム創設に前向きな姿勢を示し、E10燃料の導入支援や技術移転、ベトナム国内へのエタノール生産投資なども検討対象とした。

また、航空機メーカー・エンブラエル(世界第3位の旅客機メーカー)との会談では、ベトナムでの航空インフラ強化、航空宇宙エコシステムの構築、整備拠点や人材育成センターの開設、ベトナム・ブラジル間の直行便開設の可能性が話し合われた。

加えて、日系の高付加価値農業企業Granja Fujikura(グランジャ・フジクラ)とも会談。同社はベトナム企業とともにうずら養殖事業を展開中で、農業全般への投資拡大を希望している。チン首相は、ベトナムは農林水産物の輸出1000億ドルを目指しており、法制度・人材・土地などの課題解決に取り組むと強調した。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN