先日発効された新しい議定122/2020/ND-DCにより、企業の設立は、これまでの8プロセス16日間から、3プロセス6日間に短縮されることになった。ベトナムでの企業設立手続きが大きく改善される。
世界銀行の事業環境レポート2020によると、ベトナムは企業設立手続きが8プロセス、16日間かかることで、企業設立部門で190ヶ国中115位、ASEANの中で6位という下位にランク付けされている。
ベトナムが下位に低迷している主な理由は、各政府機関ごとに企業に対して重複した情報の提供を要求したり、不必要な情報を求めることで、企業に時間とコストの負担がかかっていることが挙げられる。
また、一部の市場参入プロセスは依然として不合理であり、情報共有や手続きの統合が進んでいない。さらにベトナム政府の改革スピードも他国と比べて遅くなっている。
状況改善のため、首相の指示に従って計画投資省は、企業設立手続きを簡素化するために関連する窓口機関の統廃合を行い、不必要な手続きを排除することになった。
この結果、これまで別々に行われていた企業登録手続き、労働者雇用報告、社会保険登録、レッドインボイスの登録手続きの4つの手続きをまとめて一つの手続きとして、計画投資局事業登録室で申請できることになった。
また、申請時に提出された情報はオンライン上で関係各機関に共有されることになり、これまでのように同じような書類を関係機関ごとに提出する必要がなくなる。
出典: 23/10/2020 BAO CHINH PHU
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