ダックラック省警察は、社会秩序に関する重大事件として、同省スアンロック村在住のグエン・バン・ティー(30歳)を逮捕した。ティーはスアンロック村警察所属のグエン・ドン・カイン少佐を殺害した容疑で取り調べを受けている。
家族への暴行通報から発端
9月7日夜、グエン・バン・ティーは同居していた義理の姉N.T.K.さん(36歳)に対し暴行を加えたとされる。翌8日朝、住民から通報を受けたスアンロック村警察は、5人の警察官で編成した作業部隊を派遣し、ティーを事情聴取のため警察署に同行させようとした。
追跡の末に少佐が殉職
同日午前10時30分ごろ、警察部隊が容疑者宅近くに接近したところ、ティーは逃走。警察官らが追跡したが見失い、付近で捜索を続けた。その過程で、ティーは追跡していたグエン・ドン・カイン少佐に刃物で抵抗し、複数回刺して致命傷を負わせた。カイン少佐はその場で殉職した。
容疑者を自宅で逮捕
事件発生から約2時間後の12時40分ごろ、警察はスアンロック村の容疑者宅にてティーを発見し、その場で拘束した。初期の取り調べで、ティーは犯行を認めている。
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