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【事件】ドンナイ省3人殺害事件、容疑者を逮捕

強盗殺人容疑で逮捕された容疑者
(C)THANH NIEN

特別重大事件として捜査

10月6日午後、ドンナイ省警察は、旧ビンフオック省ブーダン郡ダクニャウ村で発生した一家3人強盗殺人事件に関する記者会見を開き、捜査状況を発表した。
この事件は3人が射殺された特別重大事件として捜査されており、会見にはドンナイ省警察長官のグエン・ドゥク・ハイ少将をはじめ、ドンナイ省党委員会の宣伝・民運部副部長グエン・ティ・ロアン氏らが出席した。

「56時間眠らずに捜査」500人態勢で解決

ハイ少将によると、事件発生直後からドンナイ省警察は100%の人員を動員し、現場の保全と捜査を開始した。報告を受けた公安省のルーン・タム・クアン大臣は「国民と党に対する責任」として迅速な解決を指示した。公安省のグエン・ヴァン・ロン副大臣も現地入りし、捜査を指揮。事件発覚当日の10月3日に殺人、強盗、軍用銃不法所持の容疑で刑事事件として立件され、特別捜査班「1025G」が設置された。
「500人の警察官・捜査員が56時間眠らずに犯人追跡にあたった」とハイ少将は語った。

市民の情報提供が決め手に

警察は住民から50件以上の有力情報を収集し、これが事件解決の突破口となり、10月5日午後3時30分、容疑者のレ・シー・トゥン(33歳)を逮捕した。逮捕時にトゥン容疑者は銃器と現金5,200万ドン(約31万円)などを所持していた。

押収された銃器

容疑者の供述内容

トゥン容疑者は、事件前に被害者宅前の丘に潜み、侵入後まず監視カメラを銃撃で破壊、その後3人を射殺したと供述している。
警察によれば、容疑者は事件前に現場を下見しており、犯行は計画的な強盗殺人とみられる。
「SNS上で『20人殺害計画があった』との噂が広がっているが、事実ではない」とハイ少将は強調した。

「ゲーム依存」説は確認されず

一部で報じられた「容疑者がゲーム依存だった」との情報について、警察は「高校時代にゲームをしていたという程度で、依存していたとは確認できていない」と説明した。

2日で逮捕に至る迅速な対応

10月3日午前、現場の住民から「農産物買い取り店『ティエンハイン』で3人が死亡している」と通報があり、警察が出動。現場検証では3人とも頭部を銃撃されていたことが確認された。
監視カメラ映像には、顔を覆った男が敷地内に入る様子が映っていた。情報が乏しい中、ドンナイ省警察はホーチミン市警察や公安省の犯罪捜査局と協力し、わずか2日後に容疑者を特定・逮捕した。

被害者を悼む住民たち

10月5日朝、被害者3人の葬儀が行われ、多くの近隣住民が参列して冥福を祈った。
近隣住民のグエン・ヴァン・カンさんは「被害者家族は善良で、よく人助けをしていた。ティーちゃん(11歳)は息子の親友で、本当に悲しい」と涙ながらに語った。
同日午後、ハイ少将をはじめドンナイ省警察幹部も現場を訪れ、犠牲者に線香を手向けた。

犠牲者に線香を手向ける捜査関係者

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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