元日は市内バス106路線が無料に
ホーチミン市公共交通管理センターは、2026年の元日にあたる1月1日、市内の公共交通機関を無料で運行すると発表した。
2026年の元日は労働者や学生らが4連休となることから、市内のレジャー施設、観光地、史跡、長距離バスターミナルへの移動需要が大幅に増加すると見込まれている。
ホーチミン親公共交通管理センターは公共交通の利用を促進するため、1月1日に補助金対象の市内バス106路線を無料化する。
また、フーンチャン(Futabuslines)社が運行する補助金対象外のバス路線についても、67、109、171、172、60-1、60-3、60-5、60-7、63-1の各路線で運賃を無料とする。
メトロ1号線も無料、環境配慮型交通を体験
バスに加え、都市鉄道メトロ1号線(ベンタイン―スオイティエン線)でも、元日に利用者の運賃を無料とする。
ホーチミン市公共交通管理センターは、環境に配慮した現代的な交通手段を市民に体験してもらうとともに、新年の祝祭ムードを高める狙いがあるとしている。
QRコード決済を元日に正式導入
2026年の元日は、メトロのQRコード決済が初めて導入される日ともなる。
利用者はアプリ「HCMC Metro HURC」をダウンロードし、「QR Vươn mình(QRによるデジタル飛躍)」の機能を選択することで電子チケットを生成し、改札口でQRコードを読み取るだけで乗車できる。
ただし、この「QR Vươn mình」機能は2026年1月1日のみ有効で、同日のみアプリ上に表示される。
また、ICチップ付き国民身分証(新型ID)を改札機に直接かざして入場する方法や、駅構内の自動キオスクでQRコード付き紙チケットを取得する方法も利用可能である。
年末年始は深夜帯も増便
無料運行に加え、メトロ1号線は年末年始にかけて運行本数と運行時間を拡大する。
12月31日は通常より20便以上多い264便を運行し、運行時間は午前5時から午後11時までに延長される。
2026年1月1日はさらに増便し、計276便を運行する。このうち午前0時30分から午前2時までの深夜帯に20便を設定し、市中心部での年越しイベントや花火観覧後の移動需要に対応する。
本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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