全国で140万人の若者が「就労も就学もしていない」状態に
ベトナムでは、2025年の第4四半期(10〜12月)に、15〜24歳の若者140万人が仕事に就かず、学習や職業訓練にも参加していない、いわゆるニートであることが明らかになった。
若者のニート層は全国の10.2%
財務省統計局の最新報告によると、この140万人という数は全国の若者の10.2%を占める。これは前期比で16万9,200人減少した一方、前年同期比では12万4,300人増加している。
都市部の割合は11.7%、農村部は8%で、女性が12.1%、男性が8.3%となっている。
若者失業率は9.04%に上昇
15〜24歳の失業率は9.04%で、前期および前年同期から上昇した。都市部は11.12%、農村部は7.81%と、都市部の失業率が高い傾向である。
労働年齢人口全体の失業率は2.22%で、前期比では上昇したものの前年同期比では横ばいである。
失業者の定義
報告書は、失業者を「15歳以上で、基準期間において①仕事をしていない、②仕事を探している、③就労可能な状態にある」という3つの条件を満たす者と定義している。
通年では若者失業率8.64%
2025年通年では、若者(15〜24歳)の失業率は8.64%で前年から上昇した。内訳は都市部11.23%、農村部7.09%である。
一方、労働年齢人口全体の失業率は2.22%で前年より低下しており、都市部2.51%、農村部2.02%となっている。
不完全就業者は77万人
2025年における不完全就業者(仕事はあるが十分な労働時間が確保できない者)は77万2,000人で、前年より8万1,300人減少した。
労働者の平均月収は840万VND
統計局によると、2025年のベトナム労働者の平均月収は840万VNDで、前年より8.9%(68万5,000VND)増加した。男性は950万VND、女性は720万VNDで、都市部は1,010万VND、農村部は730万VNDとなっている。
労働市場は回復基調も、若者の困難は残る
2025年第4四半期の労働市場は、労働力人口、就業者数、平均収入のいずれも増加するなど回復の兆しが見られた。
しかし、140万人もの若者が就労も就学もしていないニートであるという現状は、若者が仕事探しに困難を抱えていることを示しており、職業相談やキャリア指導、早期の就職支援の強化が求められている。
本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN




















