オランダから輸入されたモミの枝が、クリスマスを控えてハノイっ子の注目を集めており、売れ行きが好調だ。
近年、オランダやデンマークから輸入されたモミの木をクリスマスに飾るのが流行っている。しかし、モミの木は、高さによって数百万から数千万VNDと非常に高価だ。
たとえば、高さ1〜1.35 mのモミの木の価格は、1本あたり400〜500万VND、高さは3〜3.5 mのモミの木だと一本あたり約3000万VNDもする。このため、誰もが気軽に買えるという状況ではなかった。
しかし、今年のクリスマスには、モミの木に加えて、中国やオランダから輸入されたモミの枝も市場に出回るようになり、注目を集めている。中国産の枝は3本一束で150,000VND程度で販売されており 、オランダ産のモミの枝は、キロ単位の量り売りで販売されている。
ハノイ市でモミの木と枝を販売しているブー・ティ・フィンさんによると、オランダ産のモミの枝の方が中国産より価格は高いが、枝の形が美しく、雪が付着しているような白っぽさもあるので人気が高いという。
植木の販売店を営むダム・トゥアン・ハさんによると、モミの木は最低でも数百万ドン以上かかるので一般人にはなかなか手が出ないが、枝は、1本が1~1.2㎏で25万~30万VNDと購入しやすい価格帯になったことで人気を集めていると話す。
「今年はモミの枝の販売をはじめてからまだ10日も経っていませんが、オランダ産のモミの枝は既に1トン近く売れました。今後クリスマスシーズン近づくにつれて、売れ行きはさらに伸びると思います」とハさんは、今後の売れ行きに自信を見せていた。
出典:04/12/2020 VIETNAMNET
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