2月3日、ベトナム保健省は新たに9名の陽性者を確認したと発表した。内訳は、ハイズン省2人、ザーライ省4人、ビンズン省2人、ハノイ市1人となっている。詳細は下記の通り
ハノイ市:患者番号1883(ハイズン省リーリン市から最近引っ越してきた患者番号1814の濃厚接触者)
ハイズン省:患者番号1884-1885(チーリン市内の工業団地の労働者)
ビンズン省:患者番号1886-1887(フーザオ県アンビン村関連の濃厚接触者)
ザーライ省:患者番号1888-1891(ハイズン省のPOYUN社関連の濃厚接触者が3人。残りの1人については調査中)
これにより1月28日から2月3日までの市中感染者の累計は310人となった。現在感染は、ハイズン省、クアンニン省、ハノイ市、バクニン省、バクザン省、ホアビン省、ハイフォン市、ザーライ省、ビンズン省、ホーチミン市の10か所の省と市に拡大している。
COVID-19の市中感染が確認された省と市とのオンライン会議において、保健省のグエン・タン・ロン大臣は、ザーライ省では省内最大の病院で感染が確認されており、新たな感染拡大のホットスポットになっていると指摘した。
このためロン大臣は、ザーライ省に対して感染拡大を封じ込めるために、迅速かつ強力な措置を展開するように指示した。
またハノイ市での感染防止対策についてロン大臣は、感染地域からハノイ市内へ戻ってきた人々について見直す必要があるとしている。現在ハノイ市では、ハイズン省チーリン市から1万5000人以上がハノイ市内へ流入したとみており、そのうちの一部は、当局への医療申告をおこなっていないとみられる。
そのため、ハノイ市では追跡方法を変更するとともに、大規模な封鎖、隔離、検査を検討する必要があるとしている。
出典:03/02/2021 ZING NEWS
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