3月16日の午後、ベトナム保健省は、ハイズン省で新たに1名の陽性患者を確認したと発表した。
新たに陽性が確認されたのは、ハイズン省チーリン市在住の30歳の男性で、患者番号は2560番となった。この男性はF1として既に隔離されていた。3月14日に検体を採取して検査を行ったところ、15日に陽性の結果が出た。現在この男性は、ハイズン省の第2総合病院で隔離と治療を受けている。
保健省の健康診断・治療局の報告によると同じく３月16日には、43人のCOVID-19陽性患者が、完治して退院した。
約2か月前に発生した市中感染では、国内で904人の陽性患者が確認された。現在ハイズン省以外では状況は改善しており、感染者が出た省と市の殆どが保健省の５Kの指示を遵守すれば通常の生活とほぼ変わらない状態に戻ってきている。
ただ、ハイズン省に関してはCOVID-19の市中感染を確実に抑え込むため、3月18日から3月31日まで首相指示第19号が適用される。
3月16日の朝、ベトナムにロシア製ワクチンであるスプートニクVが1000回分到着した。ベトナムにロシア製のCOVID-19ワクチンが到着するのは今回が初めてのことだ。このワクチンは国立衛生・疫学研究所の倉庫に保管されている。
また、ベトナム製のCOVID-19ワクチンであるCOVIVACは、第一段階の臨床試験に6人のボランティアが参加し、接種から24時間経過しても健康状態が安定していたため帰宅した。
出典：16/03/2021 ZING NEWS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作
