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【新型コロナ】ホーチミン市は、まだ感染のピークに達していない可能性も

(C) VNEXPRESS

ホーチミン市疾病予防管理センター(HCDC)によると、ホーチミン市の新規感染者数は依然として高止まりしており、まだ感染のピークに達しておらず、今後数日で更に複雑な感染状況になる可能性がある。

これは、ここ最近の新規感染者数に基づいて7月22日にHCDC発表した内容だ。

ベトナム保健省によると7月21日19時30分から22日の午前6時までの12時間で、ホーチミン市では新たに2433人の感染者が確認された。4月27日の感染第4波以降の累計でみると、ホーチミン市の感染者数は4万3700人以上で、全国最多となっている。

HCDCによると、ホーチミン市内では新たな感染源は発見されず、新規感染者の95%以上が隔離施設又は、封鎖エリアで検査によってF1からF0に移行したことが確認されたもので、隔離施設や封鎖エリア内で感染拡大が起きていることを示す証拠は出ていないなど、良い兆候も出ている。

7月21日に開かれた記者会見で、ホーチミン市共産党常任委員会のファン・バン・マイ副書記は、ホーチミン市の感染状況について、「ホーチミン市が感染のピークに達する前に、以前に立案した3つの対策の2番目にあたる首相指示16号を実施したうえで、さらに強力な幾つかの対策を追加するという方法を適用するのが最も合理的である」との見方を示した。そのうえで今後1週間から10日間は、感染拡大を抑え、収束に向かわせるためにより厳格な社会隔離措置を適用する必要があるとしている。

COVID-19の治療に関してHCDCは、ホーチミン市は医療機関の提案した5段階モデル基づきF0の選別、管理、治療に集中するべきだとしている。

第1段階は、感染が疑われPCR検査結果待ちの人を集中隔離施設に移す前に暫定的な隔離施設に隔離する。2段階では、治療が必要な症状が出ているF0患者を区の病院で隔離治療する。3段階と4段階では、治療が必要な症状が出ている基礎疾患のある患者に対して、より高度な治療を提供する。5段階目は、重症患者対応で、死亡リスクを抑えるための治療に集中する。

HCDCは、市民に対して首相指示16号を厳格に遵守し、本当に必要な場合のみ外出するよう呼び掛けている。封鎖された地域内では、市民は医療隔離に関する規定を遵守し、自分や家族への感染リスクを最小限に留める必要がある。さらにホーチミン市は、病院や工場など重要拠点にウイルスが侵入するのを防ぐために、安全対策の管理を強化させる必要があるとしている。

出典:21/07/2021 VNEXPRESS
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