ワクチンを2回接種済みでPCR検査が陰性の場合、海外からの入国者の隔離期間を7日間に短縮し、その後7日間を医療観察期間とすることが決まった。
8月4日、ベトナム保健省はCOVID-19ワクチンを2回接種した海外からの入国者に対する隔離期間短縮についての文書を発行した。それによると、COVID-19ワクチンを2回接種してから14日以上が経過しており、ワクチン接種から入国日までの期間が12か月以内であり、政府機関の承認を得た検査機関による72時間以内のPCR検査の陰性証明書とワクチンパスポートを持参していれば、海外からの入国者の隔離期間が短縮される。
さらに、COVID-19に感染したことがある人も政府機関による6か月以内の回復証明書があれば入国後の隔離期間短縮の対象となる。
これらの対象者は、入国後の1日目と7日目に検査を受ける必要がある。また、隔離期間終了後は、居住場所に移動して5Kルールを遵守し、Bluezoneアプリを常に起動させておく必要がある。
ベトナム保健省は、外務省に対して、海外での検査、ワクチンパスポート、病状回復証明書についてガイダンスを発行するように要請している。地方自治体は、入国者が全額自己負担で隔離できるホテルの条件を調整する。
ベトナム保健省による上記の決定は、世界保健機関(WHO)、アメリカの疾病予防センター(CDC)のベトナム事務所および、各研究機関、科学者の意見に基づいている。
ベトナム保健省では、既に2021年7月からクアンニン省において、ワクチン接種済みまたは、COVID-19から回復した海外からの入国者に対して、宿泊施設での隔離期間7日間と医療観察期間7日間の制度を試験的に導入していた。
出典:04/08/2021 VN EXPRESS
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