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ベトナムエラー通信簿Vol.03
IT部会の中の「非IT企業」
トラブル解決で不動産業に転身

 クラウド、ブロックチェーン、サブスクリプション、AI……技術革新が進むIT業界。弊社もそんな業界の一員として、JCCH(ホーチミン日本商工会議所)のIT部会に所属しています。しかし、2007年に会社を設立してIT企業へ、は夢のまた夢でした。

 PCの操作レベルでさえ怪しい私がなぜIT企業なのか。日本で仲間と一緒に始めた事業が行き詰まっていた時に、「ベトナムで新規事業を構築してほしい」との依頼がありました。住宅ローン返済を滞らせないために決意して渡越しましたが、ITは難しく、営業はしたもののITリテラシーのない者に長く続くはずもありません。数ヶ月の模索が続きました。

 他の事業を真剣に考えるようになり、目を付けたのはその当時価格が急騰していた不動産です。宅建の勉強をしただけで不動産業も素人の私でしたが、賃料の急騰で困る駐在員が増えており、勝機があると考えました。実際、問題解決に力を入れたことでこの事業は今でも続けています。

 不動産事業にはトラブルが付き物です。「エレベータが止まったので早く助けて」、「ゴルフに出かけようとしたらドアの鍵が抜けない」などと救助を求める電話が入り、早朝や深夜にも出かけました。管理会社が契約更新の手続きを忘れ、深夜に帰宅した人のカードキーが期限切れになっていたなどもあります。

 最新の技術開発ではなく、最悪の事故解決を手掛ける中で、IT部会に所属する唯一の非IT企業(?)へと成長(退化)するきっかけは、この不動産事業にありました。

西田俊哉 Toshiya Nishida
アイクラフトJPNベトナム社長。生命保険会社に23年勤務の後、2005年に仲間とベンチャーキャピタル・IPO支援事業の会社を創業し、2007年に初来越。現在は会社設立、市場調査、不動産仲介、会計・税務支援などを展開。