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【新型コロナ】子供へのCOVID-19ワクチン接種を検討

(C)VNEXPRESS

ベトナム保健省は、10月15日までに12歳から18歳未満の子供に対するワクチン接種のガイドラインを公表する予定だ。

保健省の専門機関も子供へのワクチン接種について、学校での接種か地域接種かなど具体的な接種方法について議論を進めている。保健省のドー・スアン・トゥエン副大臣は、10月11日の午後に全国の63の省と市の責任者と子供へのワクチン接種についてオンライン会議をおこなったことを明らかにしている。

2日前には、ホーチミン市の専門家たちがホーチミン市が2022年初頭から学校活動を再開させるという計画に関連して、子供へのCOVID-19ワクチン接種について早急に計画を立案するよう提案していた。

8月28日に首相は、保健省に対して新学期が始まる前に子供へのCOVID-19ワクチン接種について検討するよう要請した。その1週間後に保健省は、ワクチン供給量が不足しており、感染リスクの高い人への接種を優先させるとして子供へのワクチン接種を見送る方針を示していた。

現在ベトナム国内には5歳から18歳の子供が約2500万人いるとみられており、そのうち180万人がホーチミン市在住の子供となっている。成人へのワクチン接種が進めば、将来的に子供への感染リスクが高まることが予想されている。

第1小児病院のグエン・タイン・フン院長は、子供のCOVID-19感染による死亡率は成人に比べて低いが、感染による長期的な心身への影響については、まだ詳しい研究が進んでいないと話す。

現在、世界各国では12歳から18歳の子供に対するワクチン接種が進められている。一部の国では5歳から12歳の子供へのワクチン接種をおこなっており、中には2歳以上の子供にワクチンを接種している国もある。アメリカでは12歳から17歳を対象にワクチンを接種しており、ファイザー社は5歳から11歳へのワクチン接種について研究を進めている。キューバ製のワクチンは2歳から接種可能とされており、実際キューバでは2歳以上を対象にワクチンを接種している。

保健省のチャン・バン・トゥアン副大臣は、保健省が10月中に12歳から17歳を対象にワクチン接種を開始するためのガイドラインを作成中であり、その後より低年齢の子供へワクチン接種を拡大させる方針であることを明らかにした。近いうちに大量のファイザー製ワクチンがベトナムに届く予定がある。トゥアン大臣によれば、先日のキューバ訪問時にフック国家主席は、キューバに対して子供へのワクチン接種を進めるために早急にキューバ製ワクチンの資料をベトナムへ送るように要請したとのことだ。

これまでにベトナム全国で5500万回のワクチン接種が行われ、18歳以上の人口の54.3%にあたる約3900万人が1回目の接種を終え、22.1%にあたる約1600万人が2回目のワクチン接種を完了している。

出典:12/10/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作