ベトナムビジネスならLAI VIENにお任せください!入国許可、労働許可証、法人設立、現地調査、工業団地紹介などあらゆる業務に対応します!お気軽にご相談ください!

【新型コロナ】誤った薬の服用に医師が警告

(C) VNEXPRESS

医師から処方された抗炎症剤、抗凝固剤などの医薬品は、免疫力と抵抗力を低下させる可能性があるため、医師の指示に従って服用し、自己判断で早期に服用することは避けるべきである。

F0となって自宅療養となった場合、症状に応じて医療スタッフからA、B、Cの3種類の医薬品パッケージが配布される。パッケージAは、解熱剤とビタミン剤で、感染が確認された全てのF0に配布される。パッケージBは、抗凝固剤、抗炎症剤で、症状のある患者に配布され、症状が出た時にだけ服用し、あまり早期に服用してはならない。パッケージCは、抗ウイルス薬のモルヌピラビルで医師の指示によって処方される。自宅療養中のF0は医療スタッフから配布された際に、薬を正しいタイミング、正しい量、正しい方法で服用しなければ、健康に深刻な影響が出たり、病状が悪化する危険性があることが警告される。

抗炎症剤を早期に服用してはいけない

ホーチミン市医科薬科大学病院の呼吸器科部長であるグエン・ニュー・ヴィン医師は、パッケージBには、デキサメタゾンやリバーロキサバンなどを含む特別な抗炎症コルチコステロイド剤や抗凝固剤が処方されており、服用は限定的である必要があると指摘する。これらの医薬品は通常医師の指示の下で服用すべき薬である。

「この医薬品パッケージBは、呼吸が困難になり酸素飽和度が95%未満となった場合に、医療スタッフが到着するまでの間、使用されるべき薬です。しかし、多くの人が症状の悪化を恐れて早い段階でパッケージBの薬を服用してしまっています。これらの薬を早期に服用してしまうと免疫機能を低下させ、逆に抵抗力が弱まる可能性があります。」とヴィン医師は警告する。免疫機能が低下すると、患者はウイルスの攻撃を受けやすくなる。

医師の指示に従って服用する

一方で、ヴィン医師によるとパッケージCの抗ウイルス薬であるモルヌピラビルは、ウイルスのコピーを妨げる作用があるので、早期の服用が効果的だと話す。この薬はベトナムでは第3相の臨床試験が実施されており、保健省からのみ支給される薬で市販はされていない。モルヌピラビルは、COVID-19に効果があるとされている唯一の経口薬でF0の自宅療養に使用されている。現在、他にもCOVID-19治療薬としてはレムデシビルがあるが、この薬は点滴静注が必要で、現時点では重症患者にのみ投与されている。

モルヌピラビルの服用条件は、18歳から65歳までのF0で、軽症(発熱、咳、のどの痛み、鼻づまり、倦怠感、頭痛、筋肉痛、味覚障害)で、肺炎や酸素飽和度低下の症状が無く、呼吸数が1分間に20未満で、酸素飽和度が96%以上であることとされている。モルヌピラビルを服用する人は、この薬を正しい目的で正しい方法で服用するという誓約書に署名する必要がある。自宅療養中のF0へのモルヌピラビルの試験投与期間の後に、専門家はこの薬がウイルスの増殖を抑制する効果があり、重症化や死亡率を低下させていると評価し、継続的な投与を承認している。

モルヌピラビルを服用する患者は、充分な治療効果を得るために、医師の指示に従い、正しい量を正しいタイミングで服用する必要がある。

パッケージAには、症状を改善するための一般的なビタミン剤と解熱剤が入っている。パッケージAは、軽症のF0用のパッケージとなっている。解熱剤は、38.5℃以上の熱が出た場合に服用し、熱が続く場合は、4~6時間おきに服用する。ビタミン剤は、1日2回、1回1錠ずつ服用する。

解熱剤を濫用したり、処方された用量を超えて服用したり、他のメーカーの薬と混ぜて服用するとパラセタモールの過剰摂取となり、中毒症状や肝機能障害を引き起こす可能性がある。これは、よくある解熱剤の誤った服用で、これまでにも多くの人が解熱剤の過剰摂取で救急病院に運ばれている。

正式に承認されていない薬を服用しない

ヴィン医師によると、インターネット上で取り上げられている虫下し薬、抗炎症剤のイブプロフェン、抗マラリア剤、タイレノールなどの薬を恣意的に服用することは、患者の健康に深刻な影響を与える可能性がある。例えば、抗炎症剤は、胃潰瘍を引き起こす可能性がある。タイレノールは肝機能障害を起こし、虫下しは中毒を引き起こし、海外では死亡した事例も報告されている。

「現在、これらの薬のCOVID-19治療への適切な研究はまだ行われていません。一方でこれらの薬を濫用すれば肝臓に悪影響を与えることが判っています。」とヴィン医師は強調した。

出典:11/11/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作