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【経済】アジア-太平洋地域の経営者は今年の経済成長に楽観的な見方

(C) VNEXPRESS

COVID-19による困難にもかかわらず、アジア-太平洋地域の経営者の76%が、2022年の世界経済は力強く回復すると予測している。

これは、アジア-太平洋地域の1618人を含む全世界の4446人の経営者に対して、PwCが実施したアンケート調査の結果だ。

もちろんアジア-太平洋地域の経営者も、インフレ率の上昇、サプライチェーンの混乱、労働力危機などCOVID-19によって引き起こされた市場の問題に直面している。にも関わらず、この地域の経営者は2022年の経済成長について、過去10年で最も楽観的な見方を示している。アンケート結果によれば、76%が世界経済が改善するとの見方を示し、悪化すると回答したのはわずか17%であった。

この世界経済に対する楽観的な見方は、昨年の73%から僅かに上昇しており、2020年からは大幅に上昇している。

これはアジア-太平洋地域のほとんどの国で同様の結果で、中でもインド、インドネシア、マレーシア、シンガポールは、楽観的な見方の割合が最も高く90%以上の経営者が今後の世界経済の成長に期待できると回答している。

世界経済の成長に対する信頼感は、この地域の経営者の自社のビジネスに対する楽観的な見通しを強めており、約50%の経営者が、今後12か月の売上の成長率について「自信がある」または、「非常に自信がある」と回答している。

PwC Vietnamのグエン・ルーン・ヒエン副社長は、この結果は、世界経済の回復の力強さと各経営者の不安定な状況への対応能力への自信を表していると分析する。

PwCは、ベトナムについて”COVID-19と安全に共存する”という方針によりワクチン接種を迅速に進め、2021年末には経済活動を再開できるようになったと評価している。2022年のベトナムの経済成長率は、外国直接投資(FDI)の力強い回復により6~6.5%に達すると予測されている。2022年初頭から発効したRCEPもビジネス活動を促進し、ベトナムと東南アジア各国に長期的に安定した輸出市場を生み出し、パンデミック後の経済回復の勢いを生み出すとみられている。

なお、今回の調査では楽観的な見方がある一方で、今年のビジネスに悪影響を与える可能性がある潜在的な脅威の存在を明確に認識していることも示している。

アジア-太平洋地域の経営者は、医療と健康へのリスクを最大の懸念事項と考えており、世界の経営者と比較して10%も高い数字となっている。また、ネットワークセキュリティ(44%)とマクロ経済変動(43%)もリスクとして認識されている。

ベトナムでも、医療と健康へのリスクが経営者の最も懸念する事項になっている。感染力の強いオミクロン株の登場は、企業にパンデミックへの不安を与えている。また、ネットワークセキュリティリスクも多くの企業にとって脅威とみなされている。

出典:11/02/2022 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作