クアンビン省で死亡事故を起こした45人乗りバスのドライバーが現場から逃走したが、約10時間後にビンディン省で逮捕された。
2月15日の朝、ゲアン省出身のグエン・ホン・フォン容疑者(43歳)と45人乗りのバスが、交通死亡事故の捜査のためにビンディン省交通警察からレトゥイ県警察に引き渡された。
これより前の2月13日午前5時ごろ、フォン容疑者の運転するバスがレトゥイ県のセントゥイ村に差し掛かった際に自転車と衝突し、自転車に乗っていた女性が死亡した。しかし、周辺に人通りが少なく目撃者がいなかったため、フォン容疑者は被害者を救助することなく南部方面へ逃走した。
レトゥイ警察が現場検証をおこなったところ、事故によって破損したとみられる青いプラスチック片と車のライトとみられる部品を発見した。捜査を続けた結果、現場から800m離れた場所に設置された民家の監視カメラに5時1分ごろに現場付近を通り過ぎる車両が確認された。
各料金所に設置されたカメラの映像から、レトゥイ県警察は、6時11分ごろに事故を起こしたと思われる車両がクアンチ料金所を通過したことを確認した。この車両の塗装は、現場に残された塗料とよく似ていた。そこで、レトゥイ県警察は、クアンビン省以南の各省の警察に対して捜査協力を要請した。
2月13日の午後2時30分ごろ、ビンディン省トゥイフック県の国道1A号線において、ビンディン省交通警察が、事故を起こしたと思われる車両を発見し、運転していた男を逮捕した。
取り調べに対して男は容疑を認めており、運転していたバスの特徴も現場の痕跡と一致していた。
出典:15/02/2022 VNEXPRESS
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