5月3日の午後に保健省は、全国の52の省と市で2709人のCOVID-19新規感染者が確認されたと発表した。一方で、2021年7月25日以来初めて、COVID-19による死者が確認されなかった。
2021年7月25日以降では、2022年2月2日に一旦死者がゼロと発表されたことがあったが、その後訂正されていた。そのため、COVID-19による死者がゼロとなったのは282日振りのことになる。
過去7日間平均の1日あたりの死亡者数は2人で、前週と比べて64%減少している。
5月3日に公表された新規感染者数は、2021年7月21日の2568人以降で最低の数字となっている。過去7日間平均の1日あたりの新規感染者数は5121人で、前週から70%も減少している。
治療中の重症患者数は475人で、前週の平均から27%減少した。このうち、酸素マスクなどの人工呼吸器を装着している患者は473人で、ECMOを装着しているのは2人のみだ。
5月2日には、1万3923回のワクチン接種が実施され、全国の累計ワクチン接種回数は2億1490万回を超えた。このうち、5歳から11歳までの子供のワクチン接種回数は、150万回以上となっている。
ベトナムの感染第4波では、全国で1060万人以上の感染者が確認され、このうち920万人以上が既に完治したと報告されている。累計感染者数が多い地域は、ハノイの158万8401人、ホーチミン市の60万8495人、ゲアン省の48万1955人、バクザン省の38万5304人、ビンズン省の38万3436人の順となっている。
出典:03/05/2022 VNEXPRESS
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