8月3日、ホーチミン市の各区と県は、COVID-19ワクチン接種を加速させるため、5歳から18歳までの子供向けのワクチン接種会場を157ヶ所設置することを決めた。
ホーチミン市保健局によると現在、82校の学校が生徒向けのワクチン接種会場を準備しており、その他に多くの地域が子供向けのワクチン接種会場を地元に展開している。
子供向けのワクチン接種会場以外にホーチミン市は、大人向けのワクチン接種会場を105ヶ所設置する。ホーチミン市内の市立総合病院、産婦人科病院、小児科病院、地域病院は、感染リスクの高いグループへのワクチン接種を加速するため、8月31日まで全力でワクチン接種を推進する。
ホーチミン市は、オミクロン株のBA.4及び、BA.5が感染拡大していることを受けて、8月に子供向けワクチン接種を最大限促進するとしている。7月末時点で、3回目の接種を完了している12歳から18歳の子供の割合は約20%しかない。5歳から12歳の子供の1回目と2回目のワクチン接種率もそれぞれ47%と24%にとどまっている。
ホーチミン市保健局のグエン・フー・フン副局長によると、新学期を迎えるにあたり、子供たちのワクチン接種率を上昇させ安全を確保するため、ホーチミン市は8月に子供たちへのワクチン接種を最大限実施する。また、首相とホーチミン市人民委員会は、8月30日までに十分な免疫が確保できるように5歳から18歳までの子供のワクチン接種を強化するよう指示した。
ここ数日、保健局は多くのチームを派遣して地域でのワクチン接種状況を抜き打ちで検査し、保護者が子供をワクチン接種会場に連れてくる状況を確認し、ワクチン接種率をより高めるために必要な施策を検討するため、期待したほどワクチン接種率が上がっていない原因を分析した。
6月14日にホーチミン市は、子供、50歳以上の成人、18歳以上の免疫不全患者、感染リスクの高いグループと接するスタッフへのワクチン接種を加速させた。医療センターの公共ワクチン接種会場以外に、ホーチミン市は各私立病院がワクチン接種会場を設置することを奨励している。現在、各ワクチン接種会場は、土日を含めて1週間フル稼働状態となっている。
出典:03/08/2022 VNEXPRESS
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