9月1日から4日までの4連休中に全国で79件の交通事故が発生し、48人が死亡、51人が重傷を負った。この数字は、4月30日の4連休と比べて減少している。
9月4日の午後、公安省の交通警察局は、今回の連休の交通事故つについて、4月末の4連休と比べて事故件数が24%、死亡者数が12%減少したと発表した。交通警察では、連休中に4万1200件の交通違反を摘発し、940台以上の自動車と1万2700台以上のバイクを押収し、600億VND以上の罰金を徴収した。
交通違反で最も多かったのが飲酒運転で9000件近くあり、400億VND以上の罰金が徴収された。このうち3000人近くが、飲酒運転の最高レベルである呼気1リットル中のアルコール濃度0.4ミリグラムを超えており、150人近くがアルコール検査を拒否した。
高速道路での取締まりでは、8000件弱の交通違反が摘発され、100億VND以上の罰金が徴収された。高速道路での主な交通違反内容は、5~10㎞/hの速度超過で、4300件以上が摘発された。
また、2000台以上のトラックが違法改造や過積載によって摘発され、1000億VND以上の罰金が徴収された。
内陸水路では、過積載を中心に510件の違反が摘発され、6億VND以上の罰金が徴収された。
交通警察局によると今回の連休中は、COVID-19の感染拡大以降では最も車両数が多く、各所で渋滞が発生した。8月31日の16時ごろからハノイ市から故郷へ帰省する大勢の人によって、ザイフォン通り、国道1号線のゴックホイ-タインチ間、ノイバイ-ニャットタン間、ザップバットバスターミナルなどで大渋滞が発生した。
ハノイ市の環状3号線では、Big C、グエンシエン、ファップバンの交差点に車両が集中し大渋滞となった。この渋滞は31日の23時過ぎにようやく解消された。
更に9月3日の15時30分ごろから9月4日の昼頃にかけて、今度は故郷からハノイ市に戻る人の移動によって、一部の道路で渋滞が発生した。
ホーチミン市とその周辺地域の主要道路でも8月31日の午後から9月1日の昼頃にかけて渋滞が発生した。特にロンアン省、ティエンザン省、ヴィンロン省などメコンデルタ地域へ向かう国道1号線は大渋滞となった。
9月3日の午後には、ホーチミン市へ戻る車両によってベンチェ省とティエンザン省を結ぶラックミエウ橋で大渋滞が発生し、両省の交通警察が交通規制にあたった。
出典:04/09/2022 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作