トー・ラム書記長、カンボジア公式訪問を終了
ベトナム共産党のトー・ラム書記長は6日夜、ベトナム高級代表団とともにプノンペンを出発し、カンボジアへの公式訪問を成功裏に終えた。今回の訪問は、ベトナムとカンボジアの二国間関係のみならず、ベトナム・カンボジア・ラオスの三党・三国協力の枠組み強化にもつながるものとなった。
二党・三党協力を軸に政治的信頼を再確認
訪問期間中、トー・ラム書記長は、ベトナム共産党中央政治局とカンボジア人民党常務委員会との高級会合を共同主宰したほか、ベトナム共産党、カンボジア人民党、ラオス人民革命党の三党首脳会合を共同主宰した。
双方は、政治的信頼関係を基盤とし、政治の安定と国家安全の確保に向けて相互に連携・支援を強化することで一致するとともに、両国経済の結び付きを一層深めていく方針を確認した。
フン・セン氏ら要人と会談、記念行事にも出席
トー・ラム書記長は、カンボジア人民党名誉総裁のフン・セン氏と会見したほか、王宮においてノロドム・モニニヤット・シハヌーク王太后を表敬訪問した。
また、独立記念塔、故ノロドム・シハヌーク国王記念碑、カンボジア・ベトナム友好記念碑で献花を行い、両国の歴史的関係を再確認した。さらに、協力文書の署名・交換式にも立ち会った。
カンボジア・ベトナム友好学校の建設を支援
公式訪問の一環として、トー・ラム書記長はフン・セン上院議長とともに、カンボジア・ベトナム友好学校の起工式に出席した。
同校は現在、54教室を備える11棟の校舎を有し、教職員135人、幼稚園から中学校まで約6,000人の児童・生徒が在籍している。今後は、ベトナム政府と国民の支援により、施設の改修・拡張が進められ、教育環境の近代化と受け入れ能力の向上が図られる予定である。
在留ベトナム人社会への配慮を要請
トー・ラム書記長は、在カンボジア・ベトナム大使館職員および在留ベトナム人コミュニティとも懇談した。
在留ベトナム人および企業からの要望について、書記長は、党・国家指導部が一貫して理解と関心を持ち、解決に向けた指示を行ってきたと強調した。また、カンボジア側に対し、現地法令に則った居住・就労・就学環境の整備、移転・再定住や職業転換支援の円滑な実施を引き続き求めていく考えを示した。
経済・技術分野での連携強化を確認
両国指導部は今後の協力の方向性として、戦略的連結性の強化、通信、金融、税制分野での協力促進について高い一致を見た。
加えて、科学技術および人材育成分野の協力も重要であるとし、ベトナム語・クメール語教育の相互支援に加え、人工知能(AI)や基幹技術といった先端分野での協力拡大を進める方針が示された。
地域の平和と安定に向けた協力を強調
今回の公式訪問は、ベトナムとカンボジアの政治的基盤を一層強固にするとともに、三党・三国協力を通じ、地域の平和、安定、持続可能な発展に向けた新たな推進力を生み出したと位置付けられている。
トー・ラム書記長は、2026年の旧正月を迎えるにあたり、在留ベトナム人社会に対し、健康と幸福、繁栄を祈る祝意を伝え、祖国への変わらぬ思いを寄せ続けてほしいと呼びかけた。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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