年初から寒気が8回流入
ベトナムの国家気象予報センターによると、2026年1月初めから3月前半にかけて、ベトナムには計8回の寒気が流入した。
同センターが3月15日に発表した統計によれば、今年に入ってからベトナムの天候は北方から流れ込む寒気の影響を相次いで受けている。
具体的には、寒気は1月1日夜、1月5日、1月21日、1月31日、2月8日、2月18日、3月3日、3月9日の計8回にわたりベトナムに流入した。
北部では厳しい寒さも
これらの寒気の影響により、北部とタインホア省では広い範囲で厳しい寒さが観測された。特に
- 1月6日〜10日
- 1月22日〜25日
の2回は広範囲で強い寒波となり、さらに2月9日にも北部とタインホア省で同様の寒さが発生した。
寒波時の最低気温は、
- 平地:8〜11℃
- 山岳地帯:5〜7℃
- 高山部:4℃未満
となる地域もあった。
また、北部山岳地帯の一部では霜や凍結も発生している。
4月から季節の変わり目の雨が発生へ
同センターは4月から6月にかけての気象傾向についても予測を示している。
この期間は寒気の発生頻度が徐々に減少し、勢力も弱まる見込みである。また寒気は東寄りに流れる傾向があり、北部および北中部では湿度の高い「ノム」と呼ばれる現象が発生しやすくなる。
さらに4月以降は、以下の地域で季節の変わり目の雨が発生する可能性がある。
- 北西部
- 北中部
- 中部高原
- 南部
北部および南部の雨季の開始時期は、平年並み(おおむね5月中旬頃)になる見通しである。
ただし5月から6月にかけては、中程度から大雨となる可能性があるため注意が必要とされる。
雷雨や突風など危険な気象現象に警戒
4月から5月にかけての季節の変わり目の雨の期間には、全国各地で次のような危険な気象現象が発生する可能性がある。
- 雷雨
- 竜巻
- 落雷
- ひょう
- 突風
当局は住民に対し、これらの気象現象への警戒を呼びかけている。
寒気の影響で南シナ海では強風と高波
国家気象予報センターによると、弱い寒気の影響により、南シナ海北部東側の海域では北東風が風力レベル6に達している。
3月16日の海上予報では、同海域で
- 風力レベル6(突風レベル7〜8)
- 波の高さ2〜4メートル
となり、海上はしける見込みである。
また、カインホア省からビンロン省にかけての海域および南シナ海西部(チュオンサ諸島西側を含む)でも、風力レベル5〜6、突風レベル7〜8、波高2〜3メートルと予測されている。
ハノイとホーチミン市の天気予報
3月16日のハノイの天気は、曇りで所により雨。早朝には霧や薄い霧が発生する見込みである。風は東〜南東風風力2〜3。朝晩は冷え込み、最低気温は19〜21℃、最高気温は24〜26℃と予想されている。
一方、ホーチミン市は曇り時々晴れ。夕方から夜にかけて一部地域でにわか雨や雷雨の可能性がある。風は北東〜東風風力2〜3。雷雨時には竜巻や落雷、ひょう、突風などの発生に注意が必要である。
気温は最低23〜25℃、最高32〜34℃の見込み。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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