ベトナム首相、EU視察団を歓迎
3月19日午後、ベトナムのファン・ミン・チン首相は、欧州委員会(EC)のIUU漁業対策第5回視察団を迎えた。団長はフェルナンド・アンドレセン・ギマラエス氏である。
チン首相は会談で、ベトナムはIUU漁業防止でEUと緊密に協力しており、「誠意ある傾聴、心からの共有、具体的行動による約束」の精神で取り組むと強調した。
持続可能な漁業を国家戦略に
チン首相は、ベトナムが2030年に中所得開発途上国、2045年には高所得先進国を目指す国家戦略を説明。その中で、持続可能な漁業の発展は最優先の課題であると述べた。
また、過去数年間、IUU漁業防止への取り組みは、ECの関心や勧告だけでなく、国内の漁業持続と国家の信用・名誉のためにも実施してきたと強調した。
政府・漁業者・企業による包括的対策
ベトナム政府、各省庁、地方自治体、企業、漁業者は、IUU漁業対策に関して以下の取り組みを行っている:
- 法制度整備と規制強化
- 違反行為への厳格な処罰
- 漁船管理の徹底
- 輸入水産物の原産地管理
- 漁業者の職業転換支援による生活保障
これにより、違法漁業の発生を抑制し、漁業者の生計も守る体制が整えられている。
EUとの戦略的パートナーシップを深化
首相は、ベトナム–EUの戦略的パートナーシップのもと、IUU漁業対策で引き続き緊密に協力する意向を表明した。イエローカード(IUU漁業に対する警告)の解除に向け、ECによる評価が前向きに進むことに期待を示した。
EC視察団、ベトナムの進展を評価
EC視察団長のフェルナンド・アンドレセン・ギマラエス氏は、過去8年以上にわたるベトナムの取り組みと成果に高い評価を示した。
特に、漁船監視装置(VMS)や水産物のトレーサビリティ(追跡管理)の導入など、管理体制の強化が進んでいることを評価。
視察団は、ベトナムが現行の課題を克服し、ECの勧告に応えることで、漁業管理目標を達成できるとの確信を示した。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN



















