ベトナム全国で国会・人民評議会選挙実施
ベトナムでは3月15日、第16期国会議員および各級人民評議会(地方議会)議員(任期2026~2031年)を選出する選挙が全国で実施された。各地で有権者が投票所に足を運び、政府はこの日を「国民の大きな祭典」と位置付けている。
トー・ラム書記長ら指導部が投票
ベトナム共産党のトー・ラム書記長は15日朝、ハノイ市バーディン街区の投票所で投票を行った。
トー・ラム書記長は投票後、報道陣に対し、有権者が積極的に投票に参加していることに喜びを示したうえで、今回の選挙について次のように述べた。
「これは国民が直接民主主義の権利を行使し、信頼する人物を選び、国家や地域の発展を担う指導者を選出する重要な機会である」
今回の選挙は、2026年から2031年までの任期を担う国会議員と地方議会議員を選出するもので、政府は国家発展の方向性を示す重要な節目と位置付けている。
国家主席・首相・国会議長も各地で投票
同日、ルオン・クオン国家主席もハノイ市ホアンキエム街区の投票所で投票を行った。
またファン・ミン・チン首相はハノイ市タイホー区で投票し、有権者に対し「国家と地域の発展を担うにふさわしい人物を選んでほしい」と呼びかけた。
一方、チャン・タイン・マン国会議長はホーチミン市ホックモン地区で投票を行い、選挙運営状況を視察した。
選挙80周年の節目
チャン・タイン・マン国会議長は、今回の選挙がベトナム国会初の総選挙から80周年にの節目に当たる年に実施される点を強調した。
同議長は、「有権者は国民の意思と願いを代表する、能力と徳を兼ね備えた人物を選ぶことになる」と述べ、選挙の重要性を訴えた。
山岳地帯でも高い投票率
選挙管理当局によると、投票は全国的に順調に進み、多くの地域で早い段階から投票率100%に達したという。
特に交通条件が厳しい
- ゲアン省
- トゥエンクアン省
- ラオカイ省
- ディエンビエン省
- ライチャウ省
などの山岳地域でも高い投票率が確認されている。
高齢者など投票所に行くことが難しい有権者のためには、移動式投票箱を用いて自宅などで投票できる仕組みも導入された。
デジタル技術を活用した選挙運営
今回の選挙ではデジタル化も進められた。
有権者名簿は個人識別番号と連動して管理され、投票状況はリアルタイムで更新される仕組みが導入された。電子システムでは各投票区の進捗が表示され、投票率が100%に達した地域は電子ボード上で表示される。
また候補者の選挙活動では、対面の有権者集会に加えオンライン形式も活用され、より多くの有権者に政策を伝えることが可能になった。
結果は3月22日に発表予定
グエン・ティ・タイン国会副議長によると、今回の選挙は準備期間が従来より約2か月短縮されたものの、運営は円滑に進んでいるという。
開票結果は3月22日に正式発表される予定で、新国会は4月に初会合を開催する見通しである。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN




















