ホーチミン市メトロ1号線の11の高架駅のうち9駅にバス停や住宅街とアクセスをよくするための歩道橋を建設し、利用客の利便性を向上させる。
これは、メトロ1号線のCP2パッケージ（高架セクションと車両基地）に含まれている計画の1つであり、メトロ1号線の開通に向けて業者が建設工事を進めている。駅へ接続する陸橋はタンカン駅、タオディエン駅、アンフー駅、ラックチェウ駅、フックロン駅、ビンタイ駅、トゥードゥック駅、ハイテクパーク駅、国家大学前駅の9駅に設置される。これらの駅の殆どはハノイハイウェイ沿いにある。
陸橋の長さは約78m、幅は3.5mで高架駅から付近のバス停や住宅街へ繋がっている。これらの陸橋はサイゴン橋の方から見て左側は商業施設やマンションに繋がり、右側はハノイ高速道路上を横断しており、安全に駅に出入りできるようになっている。各陸橋は、高架駅への歩行者のアクセスを容易にするため、階段、屋根、街路樹、照明などはシンプルなデザインになっている。
ホーチミン市都市鉄道管理委員会（MAUR）によれば各陸橋はメトロ1号線の開通に合わせて今年末までに完成予定となっている。上記の9つの駅以外のスオイティエン駅とバンタイン駅には既に陸橋が設置されている。
メトロ1号線はホーチミン市初の都市鉄道プロジェクトで総投資額は43兆7000億VNDを超え、総延長は約20kmとなっている。この路線にはベンタイン駅、オペラハウス駅、バーソン駅の3つの地下駅と11の高架駅があり、現在95％が完成している。今後は全線開通に向けて試験運転を進め、今年末から商業運転を開始する予定となっている。
出典：19/05/2023 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作
