ベトナムビジネスならLAI VIENにお任せください!入国許可、労働許可証、法人設立、現地調査、工業団地紹介などあらゆる業務に対応します!お気軽にご相談ください!

ベトナムニュース【労働】ビンズン省、50%以上の企業の給与額が最低賃金を上回る

(C) VNEXPRESS

ビンズン省労働組合連合のグエン・キム・ロアン会長は、この地域の50%以上の企業が地域の最低賃金である468万VNDを上回る給与を支払っていると述べた。

7月13日の会議においてビンズン省労働組合連合のロアン会長は、労働契約に基づいて働く労働者の最低賃金を規定した議定38号が発行されてから半月が経過し、ビンズン省内の殆どの大企業と中堅企業が給与額と給与テーブルの調整をおこなったと述べた。

給与額の調整レベルは部署間で統一されており、最低賃金の調整が地域によって18万~26万VNDであったことを受けて一人あたり月額26万~30万VNDの範囲で昇給している。「労働組合の交渉努力に加えて、企業側も既存の労働者の維持と新規労働者採用のために積極的に昇給に応じました。」とロアン会長は話す。

ビンズン省には現在41か所の工業団地があり、150万人以上の労働者が働いている。ビンズン省にはFDI企業が5万7000社以上あり、4000以上の外国投資プロジェクトが集積している。現在ビンズン省の人口の60%近くが省外からの移住者となっている。

ベトナム労働総同盟によると、7月1日から多くの企業が賃金を引き上げている。一方で極一部の企業は、新型コロナの影響などを理由に賃金の据え置きや福利厚生の削減を実施している。2022年上半期の統計データによると、全国で107件のストライキが発生しており、一部のストライキは長期化しつつある。

ベトナム労働総同盟のチャン・タイン・ハイ副会長は、ストライキの主な原因は所得の減少と物価高にあると指摘する。一部のストライキは労働者がCOVID-19の補助金を受け取るのに時間がかかったことが引き金になっている。また、他の地域では労働者の権利保護が適切に実施されなかったためにストライキが増加した。

労働者の福利厚生を確保するため、これまでに3800社を超える企業で労働組合が食事代金の増額交渉をおこなった。また、1万3600人以上の労働者の給与、社会保険、失業手当に関する法的な問題解決を労働組合がサポートした。

議定38号によると、7月1日から最低賃金は6%引き上げられ、各地域区分ごとに18万~26万VND上昇した。具体的には、地域Ⅰの最低賃金は468万VND、地域Ⅱは416万VND、地域Ⅲが364万VNDで、地域Ⅳが325万VNDに引き上げられた。これに基づいて、地域の最低時給は地域Ⅰが2万2500VND、地域Ⅱが2万VND、地域Ⅲが1万7500VND、地域Ⅳが1万5600VNDとなった。

出典:13/07/2022 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作