10月19日の税関総局の発表によると、10月前半のベトナムの輸出総額は127億USD、輸入総額は119億USDだった。
これにより2020年1月1日から10月15日までの総貿易額は4130億USDに達し、そのうち輸出が2150億USD、輸入が1980億USDで、貿易収支は173億USDの黒字となった。
また、10月20日にベトナム水産加工輸出協会は、2020年9月のベトナムのエビ輸出額が昨年同期に比べてアメリカ向けで39.6%、中国向けで22.9%、EU向けで35.4%、オーストラリア向けで50.7%と軒並み大幅に上昇したと発表した。
特に2020年9月のEUへのエビの輸出は、ベトナムとEUの自由貿易協定(EVFTA)の影響もあり、年初以来最高の成長率に達した。
EUはアメリカ、日本、中国に次いで4番目に大きな輸出市場であり、全体の13.8%を占めている。2020年9月のEUへのエビの輸出額は5760万USD、今年1月からの累計で3億7100万USD(昨年同期比2.3%増)に達している。
ベトナムのエビのEUへの輸出額は、年末までさらに増加し続けると予想されている。
一方、アメリカは現在、ベトナムのエビの最大の輸出市場だ。COVID-19の感染拡大にもかかわらず、今年1月から9月までに6億3400万USD以上を輸出しており、これは2019年の同時期と比べて33%の増加となっている。
出典:BAO TIEN PHONG
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