国内外のキャッシュフローの影響により、ベトナム株式市場の指標となるVNインデックスは4日連続で上昇し、990ポイントと今年の最高値に2ポイント弱まで迫っている。
先週ほとんどの証券会社は、国内投資家の活性化により株価の上昇傾向が拡大すると予測していた。一方、株価が上昇することで、利益確定圧力が強く働くことも予想されていた。
11月20日のホーチミン証券取引所のVNインデックスは、6.74ポイント上昇して990ポイントで終了した。
これは今年のテト正月前の1月22日に記録した、今年の最高値991.46ポイントに対して2ポイント弱に迫る高値だ。
11月20日の値上がり株は255銘柄に達し、そのうち20銘柄はストップ高となった。
中でもベトコムバンクは2.5%上昇して9万2500VNDとなり、VNインデックス4日連続上昇の最も大きな要因となった。
他にもVHM(ビンホームズ)、BID(ベトナム投資開発銀行)、VJC(ベトジェットエア)、PDR(ファットダット不動産)、HNG(ホアンアンザライ国際農業)、VGC(ビグラセラ)などの銘柄が人気を集めた。
この日の取引額は前日から1兆2000億VND減少して9兆5500億VNDとなったが、取引件数は微増の5億件強であった。
外国人投資家は買いが7600億VND、売りが6500億VNDで、3日連続で買い越しとなっており、そのほとんどがVNM(ビナミルク)、VJC(ベトジェットエア)、VCB(ベトコムバンク)、MSN(マサングループ)、VRE(ビンコムリテール)などの大型株に集中した。
出典:20/11/2020 VNEXPRESS
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