グエン・スアン・フック国家主席は、世界情勢が変化する中で、国を守るためには、自主独立した外交方針が重要なソリューションになると述べた。
7月20日の朝、グエン・スアン・フック国家主席は、新たな国際情勢における祖国防衛に関する科学会議を開催した。フック国家主席は、ベトナムの一貫した外交方針は、自主独立とともに”多方面化、多様化、開かれた外交の持続、敵を減らして友人を増やし、協力と競争を両立させる”ことにあると強調した。
「我々は、自国の国益を優先し、国を発展させ、大国をはじめ、戦略的パートナー、近隣諸国、周辺地域国との関係を強化して、お互いの利益を確保しなければなりません。」とフック国家主席は述べた。
フック国家主席は、国家を建設し維持することは、ベトナムが数千年の歴史から学んだ貴重な経験の結晶であると明言した。その結果、国の防衛と安全保障を強化する一方で、ベトナムは経済発展を続け、強い国家を作り上げる必要があり、国を守るためにそれぞれの革命の段階に適応して、とどまることなく発展を継続する必要があると指摘した。
国防省のファン・バン・ザン大将は、ドイモイ政策からの35年間、ベトナムは力強い発展を遂げてきたと評価した。これは、国の工業化、近代化及び、国際社会への参入にとって重要な前提になる。しかし、急速に変化する世界情勢に対して。国の防衛と安全保障を強化するためには、より適切な戦略と戦術が求められている。
この会議では出席者は多くの問題について意見を述べ、新たな世界情勢の中で人民軍を構築し、祖国防衛することについて、役割、解決策、教訓について具体的な説明が行われた。今回提案された意見は、今後の国の防衛を強化するために、共産党と政府の政策に反映されるべく研究、議論される。
この会議の前に、フック国家主席は、国防省の幹部および、関係各機関の代表者と共にハイフォン市の戦争英雄追悼記念碑とホーチミン主席像を訪問し、献花をおこなった。
今回の会議は、第8回中央委員会決議実施から10年を総括し、新たな世界情勢における祖国防衛戦略を検討するために開催された。
出典:20/07/2022 VNEXPRESS
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